ハーバード・ロー・スクール交渉セミナーPON GLOBALを実施

世界最高水準の交渉術プログラムを学ぶ3日間のプログラムが社会人対象に開講

9月11日から13日まで、四谷キャンパスでハーバード・ロー・スクール交渉セミナーPON GLOBALが社会人対象に実施され、28人が参加しました。本セミナーは、2020年4月に開講する新たな社会人向けプログラム「上智大学プロフェッショナル・スタディーズ」のプレ企画として実施されたものです。

ビジネスの現場で必須スキルとされる交渉の分野で、教育・研究・トレーニングの分野で世界をリードしてきたのが、米国ハーバード・ロー・スクールにあるProgram on Negotiation at Harvard Law School(以下PON)です。このPONの教育エッセンスを詰め込んだ3日間の特別プログラム「PON Global」は、世界各国で実施され、ビジネスパーソンから高い支持を集めています。日本では2015年に本学で2日間のパイロット・プログラムが実施されましたが、今回は日本初となる3日間のフルプログラムとして実施されました。

プログラムは全て英語で実施され、経験豊富なPONの講師が来日して講義を担当。交渉の理論やスキルに関する講義が提供されたほか、ロールプレイやケース・スタディーを踏まえたディスカッションも多く取り入れられ、受講者は実務的な交渉の練習を重ねる機会に恵まれました。

本プログラムのコーディネーターを担当した法科大学院の森下哲朗教授は、この度の開催を振り返って「世界最高水準の交渉プログラムを上智大学で開催できて嬉しく思います。交渉はあらゆる分野で役立つスキルで、上智大学では交渉のプログラムを充実させていきたいと考えています。プロフェッショナル・スタディーズの中では、交渉に関する日本語での2つのクラスも提供する予定です」と話しています。

上智大学 Sophia University