3月27日から30日にかけて、奄美大島・宇検村の自然や文化に触れながら、マングローブ植林などを体験するエコ・スタディツアーを実施しました。本ツアーは、2023年9月に上智大学、宇検村、日本航空、伊藤忠商事の4者が締結した宇検村における環境保全・地域振興に関する産学官連携協定に基づく取り組みで、2023年度から実施しています。
今年は15名の在学生が参加し、事前学習と現地での体験により、環境保全や地域活性化、世界自然遺産をめぐる現状への理解を深めました。参加者は枝手久島でのマングローブ植林作業(苗木は伊藤忠商事より提供)や、天然記念物クロウサギのナイトモニターツアーを体験。また、島唄などの伝統文化体験や地域住民の方との交流会を都通じて、宇検村地域の伝統や文化、地域活性化など、様々な社会課題について学びました。
3日目には宇検村役場職員による講演が行われ、人口減少や環境保全など地域課題解決への取り組みついて理解を深めました。その後、参加者は事前学習や現地での体験を踏まえ、①環境保全・自然遺産、②地域活性化、③宇検村独自の課題・魅力の3つのテーマに基づき、4チームに分かれて提案を行いました。宇検村役場職員からは、本ツアーの学びや体験に基づいた具体的な提案として、今後の施策への活用が期待されるとの評価が寄せられました。
伝統文化体験・懇親会には宇検村長の元山 公知氏も出席。本ツアーを通じて生まれる地域とのつながりや、若者の再訪につながる「関係人口」の創出への期待が示されました。
また、本学大学院地球環境学研究科の織 朱實教授によるSDGsワークショップでは、在学生に加え宇検村役場職員や日本航空社員らも参加。プロジェクトを通じ、それぞれが仮の国の代表者として世界(経済・社会・環境の3要素)の変化や持続可能性について考えました。
企画・運営に協力したJAL航空みらいラボ・佐藤氏は、「学生の多角的な視点による提案が宇検村の新たな魅力を引き出した」と評価しました。また、参加した学生からは「マングローブ植林や地元の方との交流など、日常では味わえない貴重な体験となった」「世界自然遺産を身近に感じるとともに、地域ごとの捉え方の違いに気づいた」「現地の声を踏まえて環境問題や環境保全を考える重要性を実感した」などの声が寄せられ、現地での体験が参加者にとって大きな学びの機会となりました。
本ツアーは、今後も改善を重ねて継続的に実施し、植林等の推進による環境保全や宇検村の地域振興に貢献していきます。
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奄美大島・宇検村 マングローブ植林・自然文化体験エコ・スタディツアーを実施しました