9号館アクティブ・コモンズ屋上庭園が完成しました

芝生が広がる屋上庭園

四谷キャンパスの改修工事が進む中、昨年完成した新デザインの正門、1号館前広場の“S-TERRASSE”(Sテラス)、メインストリート中央に描かれた鷲のエンブレムに続き、今春、9号館アクティブ・コモンズの真上に屋上庭園が完成し、キャンパスの景色がさらに一新しました。5月19日には、3・4・8・9号館などの改修整備工事の完了と合わせて祝別式が行われました

季節ごとに入れ替わるシーズナルプランター

屋上庭園は、緑に囲まれた空間のパーゴラエリア、四角形の芝生が広がる芝生エリア、デッキエリアの3つのエリアから構成され、学生たちが授業の合間にひといき休憩ができるとともに、交流が育めるような広場になっています。
各エリアには、環境共生について考える、人々の交流を促す、防災意識を高めるものが随所に設置されています。再生木材を使ったベンチやヨットの帆をアップサイクルしたクッション、ガーデニングに興味がある人を募ってワークショップを開催できるユニバーサルデザイン花壇、学生・教職員からアイデアを募集し季節ごに植物が入れ替わるシーズナルプランター、災害時に炊き出しかまどとして利用が可能な「かまどベンチ」などがあります。屋上庭園のオープン前に、実際に「かまどベンチ」を使ってカレーライスを試作したりもしました。

かまどベンチでカレーを試作

これらは、本学のサステナビリティ推進本部、キャンパス改善チーム学生職員が中心となって企画提案し実現させているものです。サステナビリティの視点で学生職員がキャンパス整備に携わったことはメディアからも注目を集め、今年1月にフジテレビ系ニュース番組で放映されています。
完成にあたりサリ・アガスティン理事長は、「キャンパスで過ごすさまざまな人に祝福があるように、また今後とも教職員と学生が一緒になって、より良いキャンパスを築いていきたい」と抱負を述べています。

サステナビリティ推進本部学生職員
庭園を聖水散布する李聖一カトリック・イエズス会センター長

上智大学 Sophia University