硬式野球部の正木 悠馬選手が埼玉西武ライオンズから指名挨拶を受けました

埼玉西武ライオンズの秋元球団副本部長(左)から、西口文也監督のサイン色紙とドラフト会場の入場証が手渡された

10月30日、硬式野球部の正木 悠馬選手(投手、経済学部経営学科4年)が、埼玉西武ライオンズより育成ドラフト6位指名に伴う指名挨拶を受けました。当日は、埼玉西武ライオンズから秋元 宏作球団副本部長と竹下 潤スカウトが四谷キャンパスを訪れ、硬式野球部の藤田 正博部長(理工学部物質生命理工学科 教授)と吉田 裕監督が同席のもと、懇談が行われました。

今後の意気込みを語る正木選手(左列中央)

指名挨拶を受けた正木選手は、「球団の方と直接お会いして、いよいよ始まるのだと実感しました。これからが本当の勝負。多くのことを吸収し、結果で恩返しできるよう努力していきたい」と語りました。

また、本学で初のドラフト指名を受けたことには、「大学として初の指名という立場なので、自分のこれからが本当に大切になってくる。自分の挑戦が後輩たちの励みになればうれしい」と、今後への意気込みを述べました。

ライオンズの秋元球団副本部長は、「独学でここまで成長したことに驚いている。プロの環境でどこまで伸びるのか、その伸びしろに大きな期待をしています。向上心も高く、自ら情報を取りに行く姿勢も魅力ですね」と語り、正木選手の今後に期待を寄せました。

正木選手は、最速153キロの速球を誇る右投手で、創部110年を迎える上智大学硬式野球部として、また上智大学としても初めてプロ野球ドラフト指名を受けた選手です。高校時代を米国で過ごし、本学入学後は投手コーチ不在の環境下で、動画やSNSを活用しながら独自に投球技術を磨いてきました。1年次に140キロだった球速を153キロに伸ばすまでに成長するなど、常に課題を見つけては研究と努力を重ねてきた成果が、10月23日に行われたプロ野球ドラフト会議での埼玉西武ライオンズからの育成指名につながりました。

上智大学 Sophia University