2025年度秋学期入学式が、9月21日に父母、保証人参列のもと行われ、式の模様はYouTubeでも同時配信されました。
外国語を話す学生が多く国際色豊かな式は、上智大学英語研究会(ESS)の学生が司会を務め、すべて英語で執り行われました。
国際教養学部、Sophia Program for Sustainable Futures(SPSF)、理工英語コースなど、英語のみで学位が取得できる学部学科や研究科を中心に、今秋入学した正規生は307人(再入学者4人を含む)。うち204人は外国籍の新入生でした。
式はアントニウス・フィルマンシャー神父(カトリック・イエズス会センター)の祝福で始まり、マタイによる福音書9章9から13節が朗読されました。

杉村美紀学長の式辞に続いて、新入生代表のオクタロウ・オウさん(理工学部物質生命理工学科)が登壇し入学の言葉を述べました。

サリ・アガスティン理事長は祝辞で、今年が広島・長崎への原爆投下と第二次世界大戦終結から80年という節目であるともに、カトリック教会の「聖年」であることに触れ、「戦争の記憶が薄れつつある今、私たちは過去の悲劇に真摯に向き合い、平和の責任を担うべきです。上智大学は『他者のために、他者とともに』の教育精神のもと、軍事目的の研究を行わず、希望と和解の光となることを目指しています。どうか多様な仲間と対話し、より公正で平和な世界の実現に向け、自らの役割を考えてください」と述べました。
上智大学後援会会長の齊藤敏明氏から祝辞が贈られた後、管弦楽部演奏のもと、混成合唱団アマデウスコールとともに校歌を斉唱し閉式しました。


杉村学長の式辞全文はこちら
アガスティン理事長の祝辞全文はこちら