理工学研究科理工学専攻情報学領域と理工学部情報理工学科の2つの学生チームが統計データ分析コンペティションで受賞しました。
この賞は、高校生、大学生等の統計の有用性への理解と統計データの利活用拡大のため、総務省、独立行政法人統計センター、大学共同利用機関法人情報・システム研究機構統計数理研究所及び一般財団法人日本統計協会の共催で行われたコンペティションの賞です。
- 学会名:統計データ分析コンペティション 2025
- 賞 名:統計数理賞・審査員奨励賞
- タイトル:
統計数理賞「クラスタリングを用いた男子中学生の持久力低下の要因特定」
審査員奨励賞「女性の社会進出を支援する環境要因分析と改善案の提言」 - 受賞者:
統計数理賞 新井 陽登、陸 家傑、宮下 真翔(理工学研究科理工学専攻情報学領域)、岡田 蒼未、柴田 悠生(理工学部情報理工学科)
審査員奨励賞 小村 涼太郎、杉山 航太、伊藤 諒、後藤 隼人(理工学研究科理工学専攻情報学領域)、飯泉 匠朗、竹浪 悠人(理工学部情報理工学科) - 受賞日:2025年10月20日
- 指導教員:山下 遥(理工学部情報理工学科 准教授)
- コメント
統計数理賞 受賞チーム
数理統計学の活用と統計リテラシー向上への貢献が評価され、受賞に至りました。研究室でチームを作り、一丸となって取り組んだ活動がこのように評価され大変光栄に思います。この経験を糧に、研究活動も頑張っていこうと思います。
審査員奨励賞 受賞チーム
このような賞を頂き、大変光栄に思います。ご指導くださった山下先生、そして共に研究に取り組んだ仲間に深く感謝いたします。今回の経験を励みに、今後の研究活動へ一層取り組んでいきたいです。 - 研究目的
統計数理賞
統計データ分析コンペティションで統計数理賞を受賞しました。本研究では、男子中学生の持久力に有意な影響を与える要因を明らかにし、クラスタリング手法により各都道府県を3つに分類しました。
審査員奨励賞
本研究は、都道府県別データを用いて女性就業率に影響する要因を統計的に特定し、主成分分析と階層クラスタリングにより地域特性を分類した。保育環境と産業構造の違いが就業率に与える影響を示し、地域別の施策提言を行った。