2025年8月20日(水)~22日(金)の日程で、横浜市のパシフィコ横浜にて第9回アフリカ開発会議(TICAD9)が開催されます。TICADとは、Tokyo International Conference on African Development(アフリカ開発会議)の略であり、アフリカの開発をテーマとする国際会議です。1993年以来、日本政府が主導し、国連、国連開発計画(UNDP)、世界銀行及びアフリカ連合委員会(AUC)と共同で開催しています。

TICAD 9開催期間中、会場となるパシフィコ横浜及びその近隣会場においては、関連する各テーマについて幅広く議論を深めるべく、産官学・市民社会など多様な団体が200を超えるセミナー・シンポジウム及び約300のブース・パネル展示をテーマ別イベントとして実施する予定です。
上智大学においても、現地にて国際機関・国際協力機関と共に複数のテーマ別イベントを実施します。いずれのイベントもアフリカを多面的に学ぶ絶好の機会です。皆様のご来場をお待ちしております。
第2回模擬アフリカ連合(AU)会議総会-Inayojumuisha: 若者の共創、アフリカの未来を創る
日本・アフリカの学生がアフリカ各国の大使になりきり、実際のアフリカ連合の会議を模擬します。総会では3か月の集大成として最終決議案の採択を行います。上智大学からは12人の学生が参加します。
- 日時
8月20日(水)10:00-11:20
- 会場
パシフィコ横浜 展示ホールD S-01(オンライン配信あり)
- 共催
上智大学、国連開発計画(UNDP)、国際協力機構(JICA)
- 参加登録方法など
詳細は下記サイトをご覧ください。
https://www.undp.org/ja/japan/events/youth-forum-part-1-model-african-union-ga
シンポジウム「アフリカの教育の未来を語る世代間対話:次の10年を見据えて」
本シンポジウムでは、アフリカと日本から、教育研究機関の代表者、研究者、若者代表らが集い、アフリカの教育の未来について語りあいます。今年、新たに発表された「アフリカ大陸教育戦略」を軸に、今後10年のアフリカの教育に何が求められるのか、多様な視点から議論します。本学の杉村 美紀学長がパネリストとして登壇します。
- 日時
8月21日(木)18:00-19:30
- 会場
パシフィコ横浜 展示ホールD S-01
- 言語
日本語、英語、フランス語(同時通訳あり)
- 共催
上智大学、ユネスコ・アフリカ地域能力開発国際研究所
- 登壇者
- ソフィア・アシパラ氏(アフリカ連合委員会 教育部長)
- クェンティン・ウォドン氏(UNESCO IICBA 所長)
- 杉村 美紀(上智大学長、UNESCOチェアホルダー)
- 西村 幹子氏(国際基督教大学 教授)
- ラティーフ・オラジュング氏(ナイジェリア・UNESCO国内委員会 事務局長)
- スティーブ・ンウォケオチャ氏(アフリカ教員資格認定機関連盟 事務局長)
- アイサタ・タンデ氏(Kid’s Art Mali代表、AU/CIEFFAユースプログラム修了生)
- 参加登録
ワークショップ「 TICAD9からアフリカの未来:平和への若者の参加」
TICAD9に参加するアフリカ各国の方々、日本に在留するアフリカの学生や社会人、外交官、日本の学生や社会人、市民が集まり、アフリカの平和の課題について語り合い、将来の連携へのネットワークを作ることを目的としています。本学の課外活動団体である「平和構築・国際協力研究会」が主催し、顧問を務めるグローバル教育センターの東 大作教授が講演します。
- 日時
8月22日(金)14:00-17:00
- 会場
- 主催
平和構築・国際協力研究会(上智大学課外活動団体)
- 共催
上智大学人間の安全保障研究所、上智大学国際関係研究所、Japan Global Dialogue
- 協力
JICA横浜
- 参加方法
事前登録は不要です。どなたでもご参加いただけます。
- 詳細について