理工学部の亀田 裕介准教授が映像情報メディア学会で丹羽高柳賞(業績賞)を受賞しました

理工学部情報理工学科の亀田 裕介准教授が一般社団法人 映像情報メディア学会で丹羽高柳賞(業績賞)を受賞しました。

丹羽高柳賞は、映像情報メディアに関し優れた業績をあげた者を表彰し、これらの分野における基礎的研究の振興と、その応用の促進に資するためのものです。業績賞は、映像情報メディアに関する学術、技術の分野において研究、発明を行い、おおむね5年以内の業績が顕著であるものが対象です。

亀田准教授は今回の受賞に際して「長年にわたりイメージセンシングの研究に取り組んできた研究グループにおいて、新たな価値の創出に微力ながら貢献できたこと、そしてその成果が評価され、伝統ある賞を受賞できたことを、大変光栄に思っております。今後とも、イメージセンシングや画像情報処理をはじめとする映像情報メディア分野における学術および技術の発展に寄与すべく、基礎研究とその応用の推進に尽力してまいる所存です。」と語っています。

  • 学会名:一般社団法人 映像情報メディア学会
  • 賞 名:丹羽高柳賞(業績賞)
  • 論文タイトル:時空間情報を効率的に活用する画像入力技術の開発
  • 受賞者:亀田 裕介(理工学部情報理工学科 准教授)
  • 受賞日:2025年5月30日
  • 関連サイト:一般社団法人映像情報メディア学会 ウェブサイト

研究目的

明るい場所、暗い場所、動きの速い被写体など、様々な撮影環境においても高品質な画像を取得するためのイメージセンサのハードウェア設計と、そのセンサから得た情報を効率的に処理することで画質の向上や被写体の情報抽出を目指しています。

研究内容

画素毎に露光時間の長短パターンを可変にできるイメージセンサや、撮影と同時に被写体の見かけの動きも取得するイメージセンサ、入射する光の粒(光子)を数えられるほどの高速なイメージセンサなどについて研究しています。

上智大学教員教育研究情報データベース

亀田 裕介
理工学部情報理工学科 准教授

上智大学 Sophia University