「令和5年度パテントコンテスト(文部科学省、特許庁、日本弁理士会等主催)において、理工学部物質生命理工学科2年の高島悠佑さんと情報理工学科2年の太田寛人さんがそれぞれ優秀賞を受賞しました。
高島さんと太田さんは、今年度春学期に川北国際特許事務所の弁理士・川北喜十郎氏が担当する理工学部共通科目「知的財産権」を受講。知的財産制度やアイデア創出法を学び、各自が自ら発見した課題に対してその解決手段を発明するレポートを通じてパテントコンテストに応募しました。
高島さんは、釣りの仕掛けから針と糸を簡単に分別して収納できる装置を発明しました。釣り場の環境やごみ処理業者の安全を守るアイデアです。太田さんは、食品のサイズに関わらず食品を容易に包むことができるラップフィルムケースを発明しました。このケースにより業務上のラップ操作を効率よく行うことができます。
コンテストに入選した二人は、各自の発明について特許庁や弁理士会から費用や手続き支援を受けて特許出願を行う機会が与えられました。特許になるのが楽しみです。
今年度のパテントコンテストの応募は 511件の応募があり、30件が優秀賞を受賞。本学からの受賞者は2名で、上智大学から9年連続で受賞者(合計21名)が出ています。