大使館でのインターンシップで見つけた「外交官」というキャリアの選択肢

鈴木清悟
総合グローバル学部総合グローバル学科3年(留学時)

留学先:駐日ブルキナファソ大使館
留学形態:グローバルインターンシップ(短期)

上智大学では毎年多くの学生が日本を飛び出して世界各国に留学しています。言語、文化、生活習慣の違いを乗り越えた先に見えたものとは。留学した学生たちの声を集めました。

私は、学部3年次の2月1日から15日まで、駐日ブルキナファソ大使館にてインターンシップに参加しました。

西アフリカ地域について専攻し、外交官を目指しつつ民間企業の就職活動にも取り組んでいた私にとって、「ブルキナファソ」「大使館」「インターン」という3つのキーワードはあまりにも魅力的でした。学ぶことが山ほどあると思い、出願しました。

実習中は日替わりで大使館職員の方につき、各役職のお仕事を見学しました。時には日本企業とブルキナファソ政府の調印式に参加させていただいたり、他の大使館への用事に同行させていただいたりと、2週間という短期間で外交の現場を五感で知ることができました。

大使館での経験を通して多くを得たことは、特に、私のキャリア形成に大きな影響を与えてくれています。インターンシップ後に外交官として活躍したいという思いを確固たるものとし、外務省専門職試験を受験しました。しかし最終的には、大使館での2週間で多様な外交の形を知ったことがきっかけとなり、グローバル企業への就職を決めました。それでも、今後私が歩むキャリアパスに「外交官」という選択肢は在り続けます。ブルキナファソ大使館での経験が、今後も大きな助けとなると確信しています。

上智大学 Sophia University