人間の安全保障研究所は、社会科学研究を通して「人間の安全保障」の実現に貢献することを目的に設立されました。文部科学省「私立大学研究ブランディング事業」への採択を機に2017年12月に時限研究部門研究単位として設立され、ORION基金を受け2022年7月に附置研究所へと移行しました。

活動内容

人間の安全保障研究所は、貧困、環境、医療、移民・難民、平和構築の5つを、国際社会が抱える「人間の安全保障」上の重要な課題として位置づけます。そのうえで、これらの課題解決に有効な政策・制度の設計を社会科学の研究手法を用いて行う国際的な連携拠点となることで、学術的な研究を通して人間の安全保障の実現に取り組んで行きます。

研究部門は、貧困、環境、保健・医療、移民・難民、平和構築の5つのユニットからなり、アフリカ、東南アジア・南アジアの開発途上地域を主な研究対象フィールドにします。

  1. 社会科学の研究成果を通して人間の安全保障実現に取り組むこと
  2. 現地の研究者と連携しつつ、現地の実情・問題に根ざした研究を進めること

の2点は当研究所の基本方針であり、課題解決に不可欠な姿勢だと考えています。

上智大学 Sophia University