国内唯一の中世研究に関する大学附置研究施設
中世思想研究所は、国内外の研究者と連携しつつ、キリスト教古代からルネサンス期にまで及ぶ西洋中世の思想と文化を、神学、哲学、教会史、科学史、法制史、文学、芸術などの様々な視点から総合的に研究し、その成果を公開することを通して西洋文化の背景の理解を浸透させることを目的としています。
1956年、上智大学の研究者と他大学の研究者との合議により日本における西洋中世思想の拠点研究施設として上智大学文学部内に「中世哲学研究室」が設置されました。その後1976年に「中世思想研究所」として改組され、現在に至ります。
主な活動内容
- 原典翻訳、学術研究書などの企画、出版。
- 西洋中世関係の図書・論文の蒐集、学内外の学生また研究者への閲覧、貸出(約60,000冊〔雑誌を含む〕を所蔵)。
- 講演会、研究会の開催など。