上智大学

ニュース Sophia-Nanzan Latin America Program(LAP)総括シンポジウムを開催しました

Sophia-Nanzan Latin America Program(LAP)総括シンポジウムを開催しました

12月6日、四谷キャンパス2号館17階の国際会議場において、Sophia-Nanzan Latin America Program(以下、LAP)総括シンポジウムを南山大学、上智大学短期大学部とともに開催しました。

本プログラムは、2015(平成27)年度文部科学省「大学の世界展開力強化事業(中南米等)」に採択された、上智大学、南山大学、上智大学短期大学部が連携して運営する、中南米地域との多層的な学生交流プログラムです。本年度で補助事業期間5年間の最終年度を迎え、これまでの事業期間の成果報告と今後の展望について、二部構成で開催されました。

冒頭、曄道佳明上智大学長よりシンポジウム開催にあたる挨拶に続き、文部科学省高等教育局高等教育企画課より林和彦国際戦略分析官からご挨拶をいただきました。

続く第一部では、まず、事業責任者である杉村美紀上智大学グローバル化推進担当副学長より、これまでの事業の成果報告と補助事業期間終了後の展望について説明を行いました。その後、LAPで実施した様々な学生交流プログラムに参加した学生からの報告に移りました。

学生報告セッションでは、最初にコロンビアの教皇立ハベリアナ大学に交換留学した長塚陽さん(上智大学イスパニア語学科4年)より、2年次に同大学での短期研修に参加したことがきっかけで3年次に長期留学に挑戦し、現地ではインターンシップにも参加した経験をスペイン語で発表がありました。

続いて、短期プログラムのペルー・スタディツアーに参加した山村真穂さん(上智大学新聞学科3年)、メキシコのメキシコ自治工科大学に交換留学した松波莉子さん(南山大学スペイン・ラテンアメリカ学科4年)、チリのチリ・カトリック大学に交換留学した上田康大さん(上智大学イスパニア語学科4年)、メキシコのグアナファト大学から交換留学に来ているロドリゴ・ロドリゲスさんから、それぞれの経験と自身に与えた影響について発表がありました。それぞれの発表後、モデレーターの牛田千鶴南山大学外国学部長の元、留学経験によって相手や自国に対して変わったイメージや、多様性・グローバルコンサーンへの理解度の変化、自身がどう変わったかという点についてディスカッションを行いました。

第一部は、山本浩上智大学短期大学部長が、プログラムの意義や成果がまさに発表した学生達に体現されていること、学生時代の海外で異文化体験をすることは大変に意義があり、海外を知るだけでなく自分に引き付けて自分の国の課題を考えることで、自国を知ることに繋がるものであることをあらためて発見できたことを喜ばしく思うと締めくくりました。

第二部では、第一部での報告を踏まえ、中南米側連携校13校のうち、コロンビアの教皇立ハベリアナ大学からナンシー・アグライ=バルガス教授、メキシコのメキシコ自治工科大学からロサ・ガラン=ベレス教授、ブラジルのブラジリア大学から上甲アリセ准教授、また本学と包括協定を締結している米州開発銀行より中村圭介アジア事務所長にご登壇いただき、幡谷則子上智大学イスパニア語学科長、泉水浩隆南山大学スペイン・ラテンアメリカ学科長とともにLAPが今後どのような展望を遂げるか、パネルディスカッションが行われました。

ディスカッションでは、LAPの経験がそれぞれの大学間の連携を更に緊密なものとすることになり、今後の更なる学生交流の拡大や学術交流への展開への可能性が深化したことや、LAP留学が単なる語学習得、異文化体験にとどまらず、言葉を学ぶ過程や物事の見方や思考方式の違いを認識したことで身につけた課題解決型の思考力、行動力を生かし社会に貢献してもらいたいというコメントが寄せられました。

最後に、星野昌裕南山大学副学長(国際担当)より、本シンポジウムの総括に寄せて、LAPの経験が国内3大学間の連携を強固なものとしたことに触れ、本事業が国内大学が連携した国際化の事例となることを願いつつ閉会の運びとなりました。