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香港中文大学および経団連との連携講義"Challenging Frontline Issues in Global Business"が開講

日本航空の協力により利用客増進の課題解決に取り組む

8月5日から2週間のプログラムとして、本学と協定校の香港中文大学、一般社団法人日本経済団体連合会(経団連)による連携講義"Challenging Frontline Issues In Global Business"が開講しました。一昨年・昨年に続き3回目となる今回は、本学学生10人と、香港中文大で経営学を学ぶ学生8人の計18人が参加しました。

「JAL工場見学~SKY MUSEUM~」にて実物の飛行機を見学

本学は2012年から経団連と連携して、グローバルビジネスの現場で活躍する人材育成を目的としたカリキュラムを展開しています。これまでにも連携講座を複数開講しており、経団連加盟企業社員による講義や、企業が抱える課題の解決を目指したプロジェクトが実施されてきました。

今回の講義には、日本航空株式会社(JAL)が全面的に協力。初日に同社から日本・香港間の利用客増進に関する課題が提示され、両校混合の3チームがグループワークに取り組みました。期間中、学生たちは香港と東京、それぞれのキャンパスに1週間ずつ滞在。香港(8月5日~9日)ではJAL香港営業所社員やマカオ政府観光局職員による講義を受講したほか、香港を代表する観光施設の実地調査などを行いました。東京(8月19日~23日)では、羽田空港を訪れ、JAL工場見学~SKY MUSEUM~や第1旅客ターミナルのJALオペレーションセンターを見学する機会にも恵まれました。


最終日のプレゼン後に記念撮影

最終日の23日には、各チームがプレゼンテーションを行いました。出席したJAL社員や教員からは、実現可能性やターゲット設定などに厳しい指摘が入る一方で、学生ならではの着眼点や大胆な発想が評価されるなど、参加学生にとっては貴重な学びの場となりました。

本プログラムに2週間帯同した香港中文大学講師のErvi Liusman氏は、「今回のプログラムを通して、学生は多くのこと学び、自信をつけました。特に、ケーススタディにおいて身につけたコミュニケーションスキルや分析力などは、彼らが将来、ビジネスの中で実際に直面するであろう課題を解決する上で役立つはずです」と、学生たちの今後に期待を寄せています。

また、本講義のコーディネーターを務めた経済学部経営学科の網倉久永教授は、「本プログラムの特徴は、両校の学生が相互に訪問し合い、膝を交えて議論を交わす点にあります。インターネットで簡単に情報が手に入る時代だからこそ、自分の目で見て、自分の頭で考えることの重要性はより一層高まっています。ビジネスの最前線に触れ、バックグラウンドの異なるグループメンバーと過ごした二週間は、参加学生にとって貴重な体験になりました」と振り返ります。

本プログラムは、両校の参加学生だけでなく、協力企業からも好評で、今後も継続して開講していく予定です。