法学部法律学科(2020年3月卒業)の近藤史也さんと理工学部物質生命理工学科2年の大塚光さんが特許を取得しました

法律学科(2020年卒業)の近藤史也さんが「素早く前後移動することができるリュック」、物質生命理工学科2年の大塚光さんが「紙の角に綺麗に糊を塗るための角塗り台」を発明し、特許を取得しました。
近藤さんと大塚さんは知的財産権(担当教官:川北喜十郎)の講義レポートを通じて発明し、2019年度にパテントコンテストに入賞した近藤さんが特許6875618号を、2020年度に入賞した大塚さんが特許6925556号をそれぞれ取得しました。
なお、このコンテストの入賞により特許庁から出願費用の助成を受け、担当教官の支援もあり、特許出願に至りました。


近藤史也さん

近藤さんの発明は、素早く前後移動することができるリュックです。リュックは背中に担ぎますが、この発明ではリュックの袋の部分を背板に対して回転可能にすることで、袋の部分を背中から胸元に素早く移動させることができます。そのため、中身を取り出すときにいちいち担いでいたリュックを取り外す必要はありません。混雑する電車内でも、素早く背側の袋部分を胸元に移動することができます。

大塚光さん

大塚さんの発明は、紙の角に綺麗に糊を塗るための角塗り台です。紙の角にスティック型の糊を塗ろうとすると、紙の外まで糊が付いてしまいますが、この発明では、特殊な構造の台を使用することで角の部分以外には糊は付くことがなく、周囲を汚すことがありません。

上智大学 Sophia University