経済学部の西澤ゼミがPwC税理士法人を訪問しケース・スタディに取り組みました

国際税務に関するレクチャーやキャリアアドバイスも

6月10日、財務会計を専門とする経済学部の西澤茂教授とゼミ生が、PwC税理士法人を訪問しました。同法人は「Big4」と呼ばれる世界四大ファームの一角を占めるPwCのメンバーファームであり、日本国内においても確固たるポジションを獲得している大手税理士法人です。

今回の訪問にあたっては、同法人パートナーの山岸哲也さん(ドイツ語学科卒)と浅川和仁さん(経済学研究科修了)、そしてマネージャーの安藤宏さん(経済学科卒)の3名の上智大学卒業生のほか、たくさんの職員の方々が西澤ゼミの学生たちを歓迎してくださいました。

学生たちはPwC税理士法人の職員から、監査業務の紹介やM&Aなどコンサルティング業務などについてレクチャーを受けました。PwCあらた有限責任監査法人やPwCコンサルティング合同会社などとのPwC Japanグループ内の連携や、グローバルネットワークを活かしたアプローチなどについて、学生たちは真剣に耳を傾けていました。

ケース・スタディでは、法律や租税条約など、企業を取り巻く環境が企業活動に与える影響などについて、ディスカッションを通じて理解を深めました。また、PwC税理士法人の職員との座談会では、会計士や税理士のキャリア形成や、高い専門性を持って企業活動をサポートする仕事の面白さ、法制度の改正に応じて知識をアップデートしていく仕事のやりがいなどについて、率直な言葉で学生たちにアドバイスがありました。

学生たちからは、「会計士のための勉強を進めていく中で、どのような働き方があるのか、監査以外の業務や、仕事場の雰囲気、試験勉強についてなど、関心のあることについて肌で感じることができ、とてもよい機会になった」、「ケース・スタディを通して実際の税務の仕事は、想像していたものとは違いとても戦略的なものであると感じた」等の感想が聞かれ、充実した学びの時間となりました。


上智大学 Sophia University