「グリーン共創EXPO2026」に登壇し、持続可能な社会に向けた取り組みを紹介しました

2月13日・14日の2日間、京都リサーチパークで開催された「グリーン共創EXPO2026~共創を共創しよう!~」に、本学ダイバーシティ・サステナビリティ推進室の職員と学生職員らが登壇しました。グリーン共創EXPOは、環境問題の解決と持続可能な社会の実現に向けて、産学公民が協力し、共創による新たなアプローチを生み出すことが目的です。本学もその理念に共感し、学生×大学×企業で連携した取り組みを通じてグリーン共創EXPOに参加しました。

13日には、ダイバーシティ・サステナビリティ推進室職員の宇都宮 和磨さんが、「給水がインフラになる日~ 万博、オフィス、大学、地域等における挑戦 ~」に登壇しました。

近年マイボトルの活用と給水スポットの整備が、プラスチック削減と行動変容を同時に促す取り組みとして注目されています。万博での取り組みを契機に、大学・企業・自治体で普及が進む中、本学では2021年からキャンパス内にウォーターサーバーを設置し、SDGs6・12・13・14の達成に向けて、安全な水への平等なアクセスとマイボトル利用により脱プラスチック化の推進に貢献してきました。さらに、2023年6月に実施した「ウォーターサーバー利用回数及びマイボトル持参率調査」では、上智生は1週間あたり約2.4回ウォーターサーバーを利用していることに加え、利用者のマイボトル持参率は50%を超えていることが分かっています。

本セッションでは、導入を成功に導く要因や課題、持続可能な運用モデルについて、実践の担い手と共に学び考えました。

まずは国と自治体の取り組みとして、(公財)2025年日本国際博覧会協会 持続可能性局長の永見 靖氏と、多摩市環境部資源循環推進課/4R推進担当主査の古川 久美子氏が、それぞれ万博の成功事例と地域実装モデルを紹介しました。

登壇したダイバーシティ・サステナビリティ推進室・宇都宮さん

次に、企業の取り組みとして、(株)OSGコーポレーション営業戦略室室長の毛洲 雅博氏、(株)サトー国内営業本部新市場戦略部営業推進グループエキスパートの坂上 充敏氏、象印マホービン(株)生産開発本部商品企画部企画グループ長の岩本 雄平氏が、社内及び社会の行動変容を実現したプロジェクトを紹介。その後、本学の取り組みを職員の宇都宮さんが発表し、「環境に配慮した行動が自然と身につくような修学環境を整備することは、大学だからこそ担える役割です。ウォーターサーバーで給水し、マイボトルを持ち歩くことが当たり前である環境をこれからも整えていきたいです」と語りました。続いて、阪大マイボトル推進プロジェクト Carry My Bottleのメンバーである安藤 優花さんと川合 こころさんが、大学における給水スポットの必要性を訴えました。

そして、ファシリテーターに大阪産業大学 建築・環境デザイン学部の花嶋 温子教授を迎え、「給水・マイボトル導入の先にある未来」「近い将来に実現したい理想の給水スタイルとは」「なぜ若者は環境に対して問題意識を高く持てるのか」等をテーマに、登壇者同士で意見交換を行いました。最後に、会場参加者から「導入後の管理方法」など今後に向けた前向きな質問を受け、今後に向けて新たな可能性が伺える時間となりました。

14日には、ダイバーシティ・サステナビリティ推進室の学生職員3名が、「RISING! グリーン共創スター誕生!」の最終発表に登壇。一次審査を通過した本学学生職員が、太陽光エネルギーの取り組みを紹介しました。

「RISING! グリーン共創スター誕生!」は学生が多様なステークホルダーと共創し、環境・地域課題に挑む取り組みを可視化するアワードです。順位を競うのではなく、学生の想いに共感したサポーターが伴走を宣言(応援宣言)し、新たな協働が生むことを目指しています。

発表の様子

当日は、11・12月に本学で実施した試行イベントを通して学生職員らが考えた、太陽光発電を活用した充電スポットの常設化構想と、その横展開による全国的な共創モデルの展望について発表しました。本取り組みは、再生可能エネルギーを「体験」として日常に取り入れることで、環境問題を自分事として捉えるきっかけを創出し、将来さまざまな分野で活躍する学生たちの環境意識の向上を図るものです。

発表の結果、4名の審査員に「応援宣言」をいただき、今後メンタリングや連携先の紹介などにおいて、ご協力いただけることになりました。

パネル展示で紹介している様子

また、両日ともパネル展示を実施し、今までダイバーシティ・サステナビリティ推進室が取り組んできた事例を紹介しました。多くの来場者に本学の取り組みを知っていただく機会となりました。

右から学生職員の瀧澤さん、吉岡さん、小野原さん

「RISING! グリーン共創スター誕生!」で発表した学生職員・瀧澤美月さんは、「発表を通じて、本プロジェクトの価値や今後の展開可能性について新たな発見が生まれるとともに、実現には多様なステークホルダーとの共創が重要であることを改めて実感しました。また、他学生の発表からは独創的な視点や行動力に多くの刺激を受け、企業や来場者との交流を通じて新たなつながりを得る貴重な機会となりました。今後は、学内外との連携をさらに広げ、持続可能な社会の実現に貢献していきたいです」と当日を振り返りました。

上智大学 Sophia University