アルナチャル・プラデシュ州(インド)州知事らが来訪しました

(左から)杉村学長、カンドゥ州知事、アガスティン理事長

10月21日、インドのアルナチャル・プラデシュ州のペマ・カンドゥ州知事(Chief Minister of Arunachal Pradesh) ならびに国会議員、同州政府関係者、在京のインド大使館の関係者が四谷キャンパスを訪れました。

一行はアガスティン・サリ上智学院理事長、杉村 美紀学長はじめ、本学の教員らと意見交換を行い、本学の英語での学位プログラムをはじめ、理工学部の取組として、2027年4月に開設予定の「デジタルグリーンテクノロジー学科(設置構想中)」の紹介が行われました。面会には東洋大学総合情報学部のダサパン・ナイル・サクチ・クマール教授も参加し、日印教育研究協力の可能性についてインドJSPS同窓会会長の立場から説明がありました。

カンドゥ州知事からは、アルナチャル・プラデシュ州の大学には語学教育を行っている大学があり、これから日本語も増やすことを考えており、インドの学生にとって人気の留学先である欧米諸国だけでなく日本にももっと留学する学生が増え、両国間の学生交流の促進に繋がればとの考えを述べられました。加えて、ラヴィンドラン・マドゥ・スダン臨時代理大使から、モディ首相の来日等から日本への関心度も高まってきており、多くの日本の大学でもインドからの留学生の受入が増え始めているという現状の紹介がありました。

エミール助教の説明による理工学部のラボツアー
実験中の学生たちと

その後、理工学部機能創造理工学科のイルマズ・エミール助教によるラボツアーを行い、カンドゥ州知事は、研究中の学生による説明にもじっくりと耳を傾けられました。

アルナチャル・プラデシュ州の教育機関と日本の大学の交流促進の可能性について、今後も協議していくことを互いに確認し、面会は終了となりました。

上智大学 Sophia University