真田濠の桜を次世代へ――「さくらみらいプロジェクト」土入れ・清掃イベントを開催

2月24日、上智大学四谷キャンパスに隣接する真田濠にて、上智大学(学校法人上智大学 ソフィア連携室)主催、東京都千代田区協力のもと「真田濠 さくらみらいプロジェクト 土入れイベント」が開催されました。本プロジェクトは、近隣地域の企業・団体の皆様とともに、真田濠の美しい桜の景観を未来へとつなぐことを目的としています。

現在、文化財にも指定されている真田濠の土手の桜並木は、1959年秋に当時本学体育会空手道部の主将だった佐竹章夫氏(1960年外国語学部英語学科卒)が、60本の苗木を植えたことに端を発します。65年以上の時を経て地域に愛される存在となった桜を守るため、今回は千代田区が実施する「さくら更新工事」に携わる形で、清掃と土入れ作業が行われました。

当日は天候に恵まれ、学長やソフィア連携室職員、そして春休み期間中にもかかわらず参加した3名の学生職員を含む学生たちが集まりました。また、本プロジェクトの趣旨に賛同し、近隣地域から株式会社ニュー・オータニ、株式会社あおぞら銀行、そして本学の設置母体であるイエズス会日本管区の方々も参加し、まさに地域一体となった活動となりました。

前半の清掃活動では、参加者同士が協力しながら熱心にごみを拾い、組織や立場の垣根を越えた温かなコミュニケーションの輪が広がりました。遠目からは綺麗に見える土手ですが、実際に活動してみると想定以上に多くのごみが落ちており、最終的に回収されたごみ袋は9個分にも達しました。

作業後、学長は「今回のイベントをこのように素敵なものに仕立て上げてくれた関係者の皆様に心から感謝したい。春が来るのが今から大変楽しみです」とあいさつし、開花への期待を寄せました。また、中村ソフィア連携室長は「地域貢献として、地域の皆様と顔を合わせて将来に向けた活動ができることを嬉しく思う。日々通勤・通学で通るこの道を、より良い形で守っていきたい」と、地域共生の意義を語りました。

後半の土入れ作業を通して、参加者は地域の自然環境や景観保全への理解を深め、桜の健やかな成長を願いました。上智大学はこれからも、歴史ある真田濠の景観を次世代へ引き継ぐため、地域社会と手を取り合った活動を続けてまいります。

上智大学 Sophia University