理工学研究科博士後期課程2年のCHITRA THIRUMALAISAMYさんがIndia -Japan Science Technology Innovation ForumでInnovative Solutions for India-Japan Synergyを受賞しました
理工学研究科理工学専攻グリーンサイエンス・エンジニアリング領域博士後期課程2年のCHITRA THIRUMALAISAMYさんがIndia -Japan Science Technology Innovation ForumでInnovative Solutions for India-Japan Synergyを受賞しました。
この会議では、両国の進展を目指し、4つの主要テーマに沿ったインパクトのあるアイデアを表彰しています。その中のテーマ「Skilling for Resilience and Innovation」において発表した論文は、体験的学習の道筋を強化し、起業家精神を育成するための構造化モデルを提案しました。このフレームワークは、スケーラビリティと長期的な能力構築を重視しており、レジリエントでイノベーション駆動型の人材エコシステムに有意義な貢献をする可能性が評価され、最優秀賞に選ばれました。
CHITRA THIRUMALAISAMYさんは今回の受賞に際して「Innovative Solutions for India-Japan Synergy 会議で賞をいただけたことを心から光栄に思います。レジリエンス、イノベーション、そして包括的な成長を通じて若者を支援する研究や取り組みが評価されるのは、とても励みになります。この受賞は、メンタリングや協働によって支えられた、構造化された有意義な機会の価値を改めて確信させてくれました。こうした機会が、次世代を自信ある問題解決者、そして未来に備えたイノベーターへと成長させるのです。今回の認定は、提案したフレームワークをさらに洗練し、協働的で異文化間の体験型学習に取り組めるより広いプラットフォームを創出するモチベーションとなります。この賞は、未来に備えたスキルを育成し、社会の進歩に貢献するための、意味のある持続可能なインパクトを生み出し続ける原動力となります。」と語っています。
- 会議名:India -Japan Science Technology Innovation Forum
- 賞 名:Innovative Solutions for India-Japan Synergy
- 対象業績:CompeteEdge
- 受賞者:CHITRA THIRUMALAISAMY
- 受賞日:2025年12月5日
- 指導教員:高岡詠子(理工学部情報理工学科 教授)
- 関連サイト:India -Japan Science Technology Innovation Forumウェブサイト
研究目的
本研究は、体験的学習、メンタリング、イノベーションを軸とした活動を通じて、個人を主体的に関与させることで、人材と機会のギャップを埋めることを目的としています。
研究内容
本研究は、人材と有意義な機会を結びつけることで個人を支援する構造化モデルを提示しています。体験的学習、協働型チャレンジ、メンタリングを通じて、創造性、問題解決力、レジリエンス、自己効力感を育成します。理論知識を実践的な現実課題に応用することを促し、異文化理解を深めることで、将来の労働力の能力を高め、起業家精神を刺激し、成長志向のマインドセットを醸成することを目指します。本研究は、イノベーションへの早期関与の重要性を強調し、持続的かつ包摂的な地域社会の成長に貢献できる、有能でレジリエントなイノベーション駆動型人材の育成に大きな可能性を示しています。