文学部哲学科3年の藤平 梓さんが公益信託 小貫英教育学研究助成記念基金で懸賞論文最優秀賞を受賞しました。
この賞は2024年度の応募テーマである「教職の社会的評価を高めるには」について、最も優秀であった論文に対して贈られる賞です。本論文は月刊『教職課程』に掲載されております。
藤平さんは今回の受賞に際して「この度は栄誉ある賞を賜り、大変光栄に存じます。この受賞は私一人によるものではなく、これまで私を導いてくださった恩師の方々の支えによるものでもあります。心より感謝申し上げます。今回の受賞を励みに、知見の深化・実践に邁進してまいります。」と語っています。
- 学会名:公益信託 小貫英教育学研究助成記念基金
- 賞 名:懸賞論文最優秀賞
- 論文タイトル:「教職の社会的評価を高めるには—教師のメンタルケアと教育現場へのW&LIの導入—」
- 受賞者:藤平 梓
- 受賞日:2025年3月22日
- 関連サイト:公益信託 小貫英教育学研究助成記念基金 ウェブサイト
研究内容
本論文では、教職の社会的評価の変遷において、社会的・環境的要因に加え,教員の心理的要因も考察しました。近年、労働環境にWLBが拡充する一方で、教職には個別の検討が不可欠であると考え、類似概念である W&LI の導入の必要性を論じました。