2018年度秋学期海外渡航時の安全管理講習を実施しました

2018年より開始した海外渡航時の安全管理講習が、春学期に引き続き、秋学期も3回(12/6,12/19,1/15)行われ海外渡航を予定している学生や学内関係者が参加した。この講習会は、学生や教職員向けに、海外渡航において自身の身を守る方法と、トラブルに遭遇した場合の回避策を伝えることが目的。講師は警視庁OBで元JICA安全対策アドバイザー益永久穂氏。また、初めての試みとして、「性暴力リスク回避への安全対策」も別日程で開催した。

講師は、海外では外国人というだけですでに目立っていることを認識し、自分が犯人からどのようにみられているか考え行動することが大切である。また、リスクを感じたら回避策を考え実行するなど「隙」を作らなければ犯人からターゲットにされるリスクは軽減できると事例をあげ具体的なアドバイスがされた。

さらに、強盗被害に遭遇した場合の対応策、すり、ひったくりに遭遇しないバックの持ち方やレストラン外の路上で銃撃テロが発生した場合の避難方法等も実演があり、参加者は自身が遭遇した場合の対応も考えながら熱心に聞き入っていた。

なお2019年春学期も危機管理研修(実践編)として、5/23、6/19、6/27の3日間、10号館講堂にて17:20-18:50(6月開催分は17:20-18:20)でガイダンスを予定している。(予約不要 入退場自由)

海外の様子を写真で紹介しながら解説

上智大学 Sophia University