理論・応用・障害の言語研究により国際情報伝達に貢献

国際言語情報研究所は1978年の設立以来、言語科学全般にわたる研究を通して、国際理解を深め、東洋と西洋の文化交流に資することを目的とし、着実に発展してきました。名誉所員を含め現在60名以上の所員が共同研究を行い、ワークショップ、国内外からの研究者の招聘、講演会の開催等を通して積極的に学術交流と学術研究の推進に努めています。付属機関には、言語聴覚研究センター、音声学研究室があります。研究の対象は、日本語、英語など個別言語のみならず、諸言語に共通する普遍性の理論的研究、社会・文化と言語との関連性、外国語の習得・指導に関する実証研究及び実践、認知科学的アプローチによる言語研究、言語聴覚障害に関する基礎研究および臨床研究と応用、人間の言語音の多角的な研究など多岐にわたっています。

主な活動内容

  • 所内研究:8件 /受託研究:1件
  • 出版活動:Sophia Linguisticaとして年1回刊行、バックナンバーに所収の全論文の抄録がオンラインで閲覧可能。音声学研究室ではWorking Papersin Phoneticsを、言語聴覚研究センターではSophia University Research Centerfor Communication Disorders Annual Reportを隔年1回発行。『海外言語学情報』(大修館書店)を2000年まで発行。
  • 講演会・シンポジウム・セミナーの開催:理論言語学、音声学、言語聴覚障害学、応用言語学の分野で、国内外で活躍する研究者を招聘し、シンポジウム、セミナー、講演会、研究会を開催。

上智大学 Sophia University