多文化共生社会研究所は、教皇フランシスコにより承認されたイエズス会使徒職全体の方向づけの中のひとつである「貧しい人々、世界から排除された人々、人間としての尊厳が侵害された人々とともに歩む」ことによって、障害の有無や文化の違いを超え、互いを認め合いながら共に生きる社会の実現を目的としています。この目的は、国連で採択されたSDGsの根幹にある「誰一人取り残されない社会の実現」とも合致し、国内外において排除され、人間としての尊厳が侵害されている人々に対して、研究者・教育者・実践家として取り組むべき課題を明確にし、その課題の解決策を世界に向けて発信していきます。なお、本研究所は、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社との産学連携により運営され、共同研究の成果を基に社会実装に向けた新しい形の協働を目指します。

活動内容

  • 障がい者スポーツの普及に関する国際比較研究
  • 大災害の被災者支援
  • 国内の外国人労働者及びその家族が抱える困難とそれへの対策

上智大学 Sophia University