テンプル大学ジャパンキャンパスとEnglish Career Fairを合同開催

多様な人材を求める15社、学生165人が参加

合計165人の学生が参加した

2022年9月15日、本学はテンプル大学ジャパンキャンパス(以下TUJ)との合同キャリアフェアをバーチャルで開催し、両大学合計で165名の学生が参加しました。このイベントの説明や会話はすべて英語で行われ、両大学の学生と、多様な文化を持つ新しい人材を求める15社の代表者を結びつける機会になりました。

このキャリアフェアは、2012年から毎年開催しています。両大学は、日本での就業を希望しながらも、日本語能力のレベルなどによって就職活動への積極的な参加が難しい外国人学生等へのサポートという点で、同じ課題を抱えています。日本語能力に関係なく国際的なバックグラウンドを持つ学生を採用するという、共通の認識を持つ企業の代表者と学生が交流する機会を提供するものです。

TUJで政治学を専攻する4年生のエイリン・リスホルム・ヘーガンさんは、セミナーではどの企業にも歓迎され、採用担当者も親しみやすく、企業情報や採用プロセスについて有益な機会を提供してくれたと話しました。「いくつかの企業を知り、採用する側がどのような資質やスキルセットを求めているのかを知る上で有益でした。人脈を広げ、採用担当者と親しくなる良い機会でした」。

本学グローバル・スタディーズ研究科2年のワン・ズィエンさんは、企業の人事担当者等と直接交流できるとても良い機会だったと話しました。「様々な企業が参加していたので、異なる業界の情報収集をすることができ、とても役に立ちました。日本でグローバルな環境で働くことを望むすべての学生達が、このようなイベントについて知り、今後もぜひ参加すべきだと思います。」

3年連続オンラインで実施されたこのキャリアフェアの冒頭の合同セッションでは、各社の代表者がそれぞれの組織を紹介。その後は企業ごとに個別のセッションに分かれ、具体的な職種についてより詳しく紹介、学生からの質問に答えました。今回のイベントに参加したほとんどの企業は2024年春に卒業する学生を採用する予定です。

弁護士法人山本特許法律事務所エグゼクティブディレクターのジョン・テッセンソン氏は、キャリアフェアの質の高さに感心したと語っています。「TUJや上智大学の学生との質疑応答は、学生たちがこのイベントに向けていかに熱心に準備してきたのか、また、日本での将来のキャリアに対していかに真剣であるかを示していました。スタッフの組織力とキャリアフェアに対するプロ意識には、本当に感心させられました」と述べました。

本学キャリアセンターのオジェ・ギャリーは、「学生にとって今後のキャリアを考える上で、とても有意義な機会となったと思います」と話しました。「企業探しに困っている日本語がまだ流暢でない学生から、フェアに参加できて良かったという嬉しい声が沢山届いていて、参加くださった企業の皆様に大変感謝しています」。

TUJ就職部のデレクターを務めるエリカ・アダムスは、「今年は、例年に比べて、学生たちはより幅広い企業の方々と交流する機会を得ることができたと思います」と話しました。「東京からだけでなく、大阪、香港、マドリッドからも企業担当者が参加してくれました。これはオンラインイベントの明らかなメリットです。TUJの学生はすでにこのフェアの参加企業と面接をしていると聞いており、今後数週間のうちに内定が出ることを期待しています」。

参加企業一覧:日本アムウェイ合同会社、B2C2 Ltd、ダイムラートラックファイナンシャルサービスアジア株式会社、米州開発銀行、ITCS Olympian Academy、キューネ・アンド・ナーゲル株式会社、Point72 Ltd、弁護士法人山本特許法律事務所、TEKsystems、Teneo Partner株式会社、セント レジスホテル大阪(マリオットインターナショナル)東京エディション虎ノ門(マリオット・インターナショナル)、ウェスティンホテル横浜(マリオット・インターナショナル)、Vegaジャパン

上智大学 Sophia University