【重要】新型コロナウイルス感染拡大時期における海外渡航・帰国及び招聘について(2月10日掲出)

2020年2月10日

学生・教職員の方へ


連日の報道のとおり、新型コロナウイルスの感染は中国のみならず他の国へも広がり、終息の見込みが立たない状況で、各国でも入国を制限する措置を講じ始めています。
本学は以下の通り対応しますので、感染予防に留意してください。

■中国への渡航について

日本政府は1月31日付けで、中国への渡航に関する危険情報を、湖北省全域については「レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)」、中国のその他地域については「レベル2:不要不急の渡航は止めてください」へ、それぞれ引き上げました。さらに、今月1日からは、中国湖北省に滞在歴がある外国人の入国を拒否する措置をとるなど、入国管理が強化されています。
本学では、こうした状況を受けて、当面の間、本学学生・教職員の中国への渡航は原則禁止とします。

■帰国時の体調管理について

中国から帰国、または他の感染発生国及び地域において有症状者と接触した場合は、潜伏期間中(14日程度)は体調の変化を十分に確認し、不要不急の外出を控えてください。
発熱や咳等の症状がある場合は、速やかに最寄りの保健所へ渡航歴などの情報を伝えたうえで相談するとともに保健センター(電話03-3238-3394)へ連絡してください。

■国外からの教員・研究員の招聘の取扱について

中国、その他の感染発生国からの招聘にあたっては、状況の変化により中止や延期の可能性があることを前提に最新の情報に注意し、当面は招聘者に対し以下の注意喚起をお願いします。

  • 滞在中は特に体調観察に努めてください。
  • 万一、来日後に発熱や咳等の症状を生じた場合は、速やかに最寄りの保健所へ相談の上医療機関を受診し、本学招聘元へご連絡ください。

■授業休業期間中の海外渡航について

海外渡航を計画している方は、感染が発生している国や地域だけでなく、周辺国等の最新情報も併せて確認のうえ、計画の見直しを含めて安全確保を最優先してください。

大学のプログラムで海外渡航を予定されている方については、担当部署から個別の連絡が入る可能性がありますので、LoyolaやEメールを定期的に確認するようにしてください。

■感染の報告

新型コロナウイルス感染症は、学校保健安全法に定める「第一種感染症」として扱われますので、万一、感染あるいはその疑いと診断された場合は、ただちに保健センター(電話03-3238-3394)へ報告してください。

■感染予防

この時期はインフルエンザも流行していますので、感染予防としてうがい、手洗いを励行し、十分な休養をとるよう心掛けてください。

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