上智大学

ニュース 教員の懲戒処分および安心・安全なキャンパス実現に向けた取組みについて

教員の懲戒処分および安心・安全なキャンパス実現に向けた取組みについて


2022年3月4日
上智大学長 曄道 佳明


学校法人上智学院は、就業規則に基づき、上智大学国際教養学部の 林 道郎 教授を2022年2月28日付で懲戒解雇処分といたしました。調査の結果、同教授が学生(当時)と不適切な関係を持つに至り、本学の求める高い倫理観に基づき学生の模範となるような教育者の姿から逸脱した行為を行ったと認められたことによるものです。このことを重く受け止め、心よりお詫び申し上げるとともに、今後、再発防止に全力を尽くします。

上智大学では、改めて教職員全員へ教育者としての自覚を強く促すとともに、以下の取組を進めております。学生と教員のゆるぎない信頼関係なくして、安心・安全なキャンパスは実現できません。多様なバックグラウンドを持つすべての構成員が互いを尊重し、それぞれの志に向かって切磋琢磨できる教育環境を整えるべく、私たちは断固とした決意をもって尽力いたします。


■安心・安全なキャンパスづくりの施策

(1)学生相談の体制強化

2022年4月から、専門職とより連携した学生支援体制を構築するために、カウンセリングセンター、保健センター、学生センターの障がい学生支援担当を「ウェルネスセンター」として統合し、学生が相談しやすい環境を整えていきます。相談場所や利用方法の変更はありませんので、これまでの利用者も、従来どおりプライバシーが守られた環境で相談ができるよう配慮しています。
加えて、ウェルネスセンターの相談員を来年度から段階的に拡充し、相談体制を充実させる準備も進めています。

(2)アンケートの実施と活用

2022年1月から2月にかけて、ハラスメントや差別、大学の相談体制等に関する学生のアンケート調査を実施しました。現在、結果の分析を行っており、寄せられた意見を相談体制の改善、研修の充実等に役立てるよう検討をしていきます。
また、今後も定期的にこうしたアンケート調査を行い、現況把握に努めるとともに、より安心・安全なキャンパス作りのための貴重な資料として活用します。

(3) 研修や啓発活動の強化

安心・安全なキャンパス作りのため、従来から教職員に対して各種研修を実施しておりますが、継続して意識啓発、倫理観の向上等を目指した研修を行います。

また、学生を対象とした各種ガイダンスやリーフレット等を通じた情報提供や啓発活動も継続して取り組んでいきます。既に、学生団体と教職員の協力・協働により、新年度の新入生オリエンテーションで使う動画の作成も進んでいます。今後も学生、教職員の声を反映し、安心・安全なキャンパス整備を行っていきます。