実践型海外短期研修プログラム「アフリカに学ぶ」が開講

学生たちが南アフリカ共和国を訪問

2月16日から3月2日にかけて、実践型海外短期研修プログラム「アフリカに学ぶ」(担当:山﨑瑛莉/グローバル教育センター特任助教)が開講し、9人の学生が南アフリカ共和国(ケープタウン、プレトリア)を訪問しました。

プレトリア大学の学生たちとのディスカッション

学生たちは現地の大学で講義を受けたほか、アパルトヘイト政策に関連する歴史・文化施設を訪問し、故ネルソン・マンデラ元大統領の看守や当時を知る人々から話を伺いました。また、コミュニティで活動するNGO/NPOの協力を得て、タウンシップ(旧黒人居住地区)の幼稚園や図書館で子どもたちと接するサービスラーニングを実施。さらに、ケープマレー料理教室への参加やプレトリア大学の学生と文化・アイデンティティなどをテーマにしたディスカッションなど、市民との交流機会も設けられました。これらの実践的なプログラムを通して、さまざまな観点から南アフリカについて学びを深めました。

幼稚園でのサービスラーニング(ケープタウン)

このプログラムは、現地の人々と直接交流することでアフリカの現在を多面的・実践的に学ぶプログラムです。また、プログラムを通して新たな表現様式や思考形式、価値観を学び、自分たちの生活やこれからの社会づくりに活かしていくことを大きな目的としています。南アフリカは2018年に続き2回目の訪問となり、現地の人々と本学の交流もより深まっています。2019年度は、カメルーン、南アフリカで実施予定です。

上智大学 Sophia University