祖師谷国際交流会館・アルペ国際学生寮の寮生リーダー向け研修を実施

本学の直営寮である祖師谷国際交流会館(9月28日~29日)とアルペ国際学生寮(9月12日~13日)にて、寮生リーダーを対象とした2日間の研修が実施され、計34人の学生たちが参加しました。

祖師谷国際交流会館とアルペ国際学生寮は、いずれも国際寮として運営され、多様なバックグラウンドを持つ学生たちが暮らしています。この2つの寮では、寮生が多様性の中での共同生活を通じて人間的成長を果たすために、基本的な生活コミュニティとしてリビンググループが複数形成されており、各グループにはリビンググループリーダー(以下LGL)と呼ばれる学生たちが活動を展開しています。LGLは寮生代表として、寮内でのさまざまな学習会や交流イベントの企画、ルール策定・運用というような活動を通じ、寮文化の醸成に貢献しています。2019年秋学期の活動開始のタイミングにあわせて、今回初の試みとなる「LGL研修」がそれぞれの寮で実施されました。

研修はコンサルティング会社の株式会社Eraとの協働で実施。①LGLとしての心構え、②スキルの習得、③組織体制構築、④秋学期に実施するイベントの計画・準備という内容で、グループワークを中心に2日間にわたって実施されました。研修では、活動で求められるロジカルシンキングやプロジェクトマネジメントなどのスキルアップを狙いとした講義とグループワークが研修に盛り込まれ、LGLの仕事や役割を理解することに留まらず、リーダーに必要な実践的スキルも習得する機会となりました。

仲間と真剣な議論を重ね、濃密な2日間を過ごしたLGLからは「この研修のおかげで、一緒に活動していく仲間との絆が芽生えたとともに、秋学期に動き出す上での自信となりました」という声が多く聞かれました。

本研修を通じ、寮での活動についてさまざまなアイデアや計画が出され、実現に向けた具体的なアクションプランの策定にまで至りました。この秋学期は、地域散策ツアーや寮生全員参加の寮祭など、これまでにない新たな企画や活動などが計画され、各寮の更なる活性化を予見させるものとなりました。

上智大学 Sophia University