本学がハーバード大学主催世界模擬国連大会2020年大会のホスト校に決定

2020年3月16日~20日の日程で開催
模擬国連大会 東京大会公式ロゴマーク

毎年世界各国で開催されているハーバード大学主催世界模擬国連大会(Harvard World Model United Nations、以下模擬国連)の2020年大会は、東京で開催されます。このたび、本学がそのホスト校に決定しました。本学の「模擬国連委員会上智支部」所属の学生たちは、東京大会実現にむけたプロジェクトチームで代表と副代表を務めるなど、誘致に注力してきました。本大会には世界110か国以上から2000人もの学生が参加する見込みとなっており、ホスト校としての活躍が期待されます。

模擬国連日本運営部の代表を務める法学部国際関係法学科3年の柳佳琪さんは、「私は1年次と2年次に模擬国連の世界大会に参加し、世界各地から集うトップクラスの大学生と学術・文化的交流という素晴らしい体験を重ねました。そして、このような大会を東京で開催したいとの思いを胸に、約1年をかけ、上智大学や東京都、外務省の協力の元で東京誘致を準備を重ねました。世界110カ国より2000人近くの学生が東京に集うこの大会運営に関わることができ、この上なく嬉しく感じています。運営メンバー一同、大会成功に向け、精進してまいります」と抱負を語っています。

模擬国連は1923年にハーバード大学にて開催された「模擬国際連盟」に端を発するもので、参加者は国連加盟各国代表を担当して会議に参加し、外交交渉を行います。人権や安全保障、ジェンダー問題など、多岐にわたる議題の中から、特定の議題について白熱した議論を展開します。国際的な合意形成の仕組みを理解し、国際問題の解決を考える課程を体験できるため、高等教育における教育プログラムとしても高い評価を得ています。日本での模擬国連は、1983年に緒方貞子本学名誉教授が(元難民高等弁務官)が、ニューヨークで開催されていた模擬国連大会をゼミ活動として導入したことを機に、その規模が拡大していきました。

本学の「模擬国連委員会上智支部」は、関西大会や全日本大会において数名の部員が、大会第2位に相当する優秀大使賞、第3位に相当する名誉大使賞、その他ポジションペーパー賞などを獲得し、表彰される実績を有します。全米大会にも1名が日本代表団員として選出され、日本代表として優秀大使団賞を受賞しています。

世界模擬国連大会東京大会公式サイト

東京大会に関するお問合せは、ハーバード世界模擬国連大会日本運営部までお願いいたします。模擬国連上智支部は、東京大会の問合窓口ではございませんので、ご了承ください。

お問合せ先:ハーバード世界模擬国連大会日本運営部

上智大学 Sophia University