2026年3月13日、上智大学四谷キャンパスにて、バヌアツ共和国のラルフ・レゲンバヌ気候変動担当大臣を迎え、COP31に向けた特別シンポジウムが開催されました。本シンポジウムは、上智大学アイランド・サステナビリティ研究所を主催とし、地球環境学研究科、APIC、国際機関太平洋諸島センター(PIC)と共催で実施されました。
基調講演「島は沈まない:主権、気候正義、そして国際社会の責務」では、大臣が国際司法裁判所(ICJ)への勧告的意見要請の意義や、再生可能エネルギーへの移行、廃棄物管理、災害対応など、バヌアツの取り組みを紹介しました。また、損失と損害への国際的支援の必要性や、島嶼国の主権と持続的な未来を守るための法的枠組みと国際連携の重要性が強調されました。
続く対話セッションでは、モデレーターの織朱實教授の進行のもと、島嶼国における気候正義、国際協力、イノベーションの役割などについて活発な議論が行われました。参加者は、多様なセクター横断の協働の必要性を共有し、今後の連携深化に向けた重要な一歩となりました。