第2回上智大学留学生夢支援懸賞論文奨学金の授与式を開催しました

上智大学留学生夢支援懸賞論文奨学金は、卒業後50周年を迎えた卒業生の同窓会である「金祝燦燦会」により、本学に在学する私費外国人留学生を対象として、卒業後に大学で学んだ知見を活かして母国と日本の架け橋として「夢」を実現しようとする学生を支援することを目的として2022年度に創設されました。

第2回目となる今年度の論文テーマは、「日本で、上智で学び、かなえたい私の夢~上智で学んだ事を母国や社会にどう活かしていくか~」。
1次審査の小論文審査、2次審査のプレゼンテーション審査が行われ、最優秀賞はサムエル レスリー ナエメカさん(博士前期課程地球環境学研究科2年生・ナイジェリア連邦共和国)に決まりました。

2次審査まで進んだアワ ジョエルさん(博士後期課程地球環境学研究科3年生)、ブライトマイヤ シュテファニさん(博士前期課程地球環境学研究科1年生)、ギャラガー エリン マリーさん(博士前期課程グローバル・スタディーズ研究科1年生)の3名には金祝燦燦会から努力賞が送られました。

2023年11月24日、上智大学留学生夢支援懸賞論文奨学金の授与式が本学2号館の17階で開催され、授与式は永野学生センター長、金祝燦燦会の畔柳会長の挨拶から始まりました。

最優秀賞のサムエル レスリー ナエメカさんは賞状を受け取ったのち、論文発表を行いました。サムエルさんは、アフリカでもっとも人口の多いナイジェリア連邦共和国の出身であり、母国が直面する水不足・汚染等の課題を改善する「夢」をスライドを用いながら、情熱をもって発表しました。また謝辞では、受賞者と健闘を称えあうとともに、夢を諦めず、追い続けることの大切さを訴え、温かい雰囲気のなか、閉式しました。

上智大学 Sophia University