今年度で第2回となる、上智大学Sophia Future Design Platform推進室が主催する「アントレプレナーシップ養成講座(全10回)」を、10月17日から12月19日にかけて開講しました。本講座は、本学卒業生の阿部修平氏(78年経済卒)が創業し、CEOを務める投資運用会社スパークス・グループ株式会社の協力のもと、「上智大学生に起業・ビジネスの学びの場を提供し、意欲ある学生の背中を押し、世界で戦えるグローバルビジネス人材を輩出する」ことを目的として実施しています。
最終発表でポテンシャルがあると認められたビジネスアイデアには、その実現可能性を探索するための調査費とそれに付随する支援として、同社が合計1,000 万円を上限に出資するということもあり、起業を志す学生30数名がエントリーしました。
初回の講義では、阿部氏による「起業家精神とはなにか」をテーマにした講演があり、自身の学生時代から現在に至るまでのストーリーと起業に対する想いを、それぞれの時代で起こった事象やデータ等を交えてお話しいただきました。講義の最後のQ&Aセッションでは学生から阿部氏へ多数の質問があり、参加学生の本講座への期待もうかがえました。
2回目以降の講義では、自己分析や価値観の棚卸し、起業にあたっての会社ビジョン・ミッション・バリューの作り方、財務基礎など、マインドセットやスキル面を幅広く学ぶとともに、若手経営者(起業家)にゲストスピーカーとして自身の体験談をお話しいただきました。
講座の中で、「20代で起業したいと考えているか」という講師の問いに15名の受講生が挙手し、その想いを実現するために学生たちは、スパークス社の社員らをメンターとし、ワークやディスカッションを通してビジネスアイデアをブラッシュアップしていきました。
12月19日の最終講義では、審査員(阿部氏やメンターを務めたスパークス社の社員)に向けて、2ヵ月間の成果や熱意を込めた5分間のピッチコンテスト(最終発表)を実施しました。
審査の結果、下記5名が上位入賞を果たしました。※順不同、()内は提案事業名・法学部国際関係法学科 2年 前坂 海英さん(snano)・経済学部経営学科 2年 酒井 丈太朗さん(スイまっち)・外国語学部ドイツ語学科 1年 相ヶ瀬 夏子さん(次世代型AIインフラ点検システム)・国際教養学部国際教養学科 3年 内山 慶人さん(Nightful)・国際教養学部国際教養学科 3年 清水 優さん(Tolist Japan)
阿部氏は最後の挨拶で、「才能の輝きを皆さん放っていたと思う。ビジネスは始めるのが一番難しい。皆さんも立派にスタートできるように一つひとつ準備をしていっていただきたいし、皆さんの才能が世界に光を放ち、それで世界を変えられるよう、その準備の段階では皆さんのサポートやアドバイスなど私たちができることを一生懸命やっていきたいと思う。You can change the world!」と学生たちにエールを送りました。
今後、上位入賞した5名は引き続きスパークス社の協力のもと、実践編として資金計画書や行動計画書を策定し、スパークス社からの資金支援やメンターのサポートを受けながら仮説検証(調査研究等)を進め、起業に向けて事業の解像度を高めていきます。
<受講した学生の声(抜粋)>
世界三大投資家の1人として知られるジョージ・ソロス氏のもと、ファンドマネージャーとして活躍した阿部修平CEO(1978年本学経済学部 卒)が、1989年創業した投資運用会社です。2001年には独立系運用会社として日本初の上場を果たし、世界のファンド評価機関からも高い評価を受けている企業です。「マクロはミクロの集積である。」という投資哲学をもとに、経験豊富なアナリストたちが各企業と直接面談し、徹底的に調査。そうした投資活動を行うことで、長期的かつ安定的にリターンを生んでいます。2024年3月末時点の運用資産残高は、1兆8,893億円。
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2024年度アントレプレナーシップ養成講座の最終発表会を実施しました