4月16日、上智大学は、OECD(経済協力開発機構/本部:パリ、事務総長:アンヘル・グリア)の本部と、インターンシップに係る協定を締結しました。OECD東京センター(東京都千代田区)において行われた調印式で、曄道佳明学長と来日中のグリア事務総長が協定書を取り交わしました。
昨年9月の杉村美紀グローバル化推進担当副学長によるOECD本部への訪問や、11月に本学で開催されたキャリアセミナーでの河野正道OECD事務次長、ミッシェル・パジェ人事部長、および、ナダフ・シェンタル人材管理アドバイザーのご講演を経て、この度の協定締結に至りました。
これにより本学学部生および大学院生は、OECD本部が協定校を対象に募集するインターンシッププログラムの対象となる他、OECD各オフィスが募集するインターンシップの選考過程において優先的に扱われます。勤務地はパリのOECD本部を中心に、募集枠によって1か月から12か月の受入れ期間が設定されています。参加者には高い意欲、語学力、専門領域の知識が求められますが、インターンシップを通して高度な政策立案や調査分析の現場で経験を積むことができます。
本学は、3月8日にアフリカ開発銀行(AfDB)と、学部学生の長期研修も含まれる包括的な教育連携協定を結んだばかりです。国際協力の分野で活躍できる次世代の人材を育成するため、国際機関との連携を積極的に推進しています。今後も、多くの国際機関・団体等と連携し、学生の学びの場を広げていきます。