10月24日の国連デーに合わせて、「SDGs 学生フォトコンテスト2018」の表彰式が本学2号館17階の国際会議場で行われ、厳正なる審査の結果、大賞(外務大臣賞)1名、優秀賞3名、入賞10名が決定しました。
すべての応募作品の中から大賞に輝いたのは、本学文学部新聞学科2年の星野雄飛(ほしの ゆうと)さんです。外務省地球規模課題審議官の鈴木秀生様から、大賞(外務大臣賞)の賞状と賞金が星野さんに贈られました。
星野さんの作品のタイトルは「不調和」。長崎県で撮影したこの作品について、「天の川や流星群という宇宙からの光と、海岸に打ち捨てられたスーパーのカゴを対比させることで、プラスチックゴミの問題を浮かび上がらせたかった」と星野さんは語っています。
また、同じく新聞学科3年の久保田友宏(くぼた ともひろ)さんの「炎と闘う」が優秀賞に、総合グローバル学部総合グローバル学科1年の武藤有紀(むとう ゆき)さんの「過去と現在と未来と」が入賞作品にそれぞれ選ばれました。
受賞作品全14点は、10月29日(月)から11月9日(金)まで、本学2号館1階のエントランスロビーにて展示いたします。
「炎と闘う」
(新聞学科 久保田友宏さん)
「過去と現在と未来と」
(総合グローバル学科 武藤有紀さん)
なお、すべての受賞作品は、国連広報センターのウェブサイトでご覧いただけます。
http://www.unic.or.jp/news_press/info/30802/
SDGs学生フォトコンテスト2018
「SDGs学生フォトコンテスト」は、国連広報センターと本学が共催し、2016年に第1回が行われました。第1回と第2回は、世界に呼びかけ、世界の大学生から多数の応募がありました。
過去2回のコンテストを振り返り、「日本国内にもSDGsの課題があるはずで、そこに目を向けるべきでは」という考えが主催者や審査員の中で共有されました。また、「高校生は参加できないのか」という質問も主催者に多数寄せられたました。
そのため、第3回となる2018年のコンテストは、大学生、短大生、大学院生、専門学校生に加えて高校生も参加できるようにし、また、日本国内でのSDGsの広がりを推進するという趣旨から、日本国内で撮影した写真に限定することにしました。5月10日から8月20日までの期間中に、約600点の応募作品が寄せられました。応募者371名のうち、約6割が高校生でした。
SDGs 学生フォトコンテスト2018
主催:国連広報センター、上智大学
特別協力:ゲッティ—イメージズジャパン、株式会社ニコン、株式会社ニコンイメージングジャパン
メディアパートナー:朝日新聞社
協力:株式会社シグマ、吉本興業株式会社