国連責任投資原則(PRI)の年次評価において、3年連続で最高評価「A+」を獲得しました

上智学院は、国連責任投資原則(以下、「PRI」)による2020年の年次評価(総合評価・組織とガバナンス)において、3年連続で最高評価の「A+」を獲得しました。

総合評価 委託-運用会社の選定、指名、モニタリング 自家運用
組織とガバナンス 上場株式 債券(国債等) 債券(社債/金融) 債券(社債/非金融) プライベートエクイティ インフラストラクチャー 国債等
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PRI (Principles for Responsible Investment)とは、国連の提唱により2006年に策定された、環境・社会・企業統治(ESG)における諸課題を投資の意思決定プロセスに反映させること等を定めた原則です。上智学院では2015年11月に、上智大学の建学の理念と整合的な投資方針を取り入れ、加盟している国連グローバルコンパクトの原則を資産運用面で実践するために、日本の高等教育機関として、初めて同原則に署名しています。

PRIの年次評価は、署名する機関投資家を対象に、PRI事務局が責任投資の実施状況等について評価したものであり、評価は6段階(A+、A、B、C、D、E)で付与され、「A+」が最高評価となっています。

2020年の上智学院の資産別評価では、上場株式において前年に引き続きA+を取得したほか、債券資産(委託運用)で前年から評価が改善しました。また、2019年に投資を開始したプライベートエクイティ及びインフラストラクチャーにおいても、A+の評価を獲得しました。

上智学院では、建学の理念の一つである、『学問研究及び社会貢献を通じて、「人間の尊厳(human dignity)」を脅かす課題 -貧困、環境、教育、倫理- の解決に貢献する』を資産運用面で実践するために、環境、社会、ガバナンスを考慮したESG投資に取り組むとともに、ESG投資に関する方針の策定や体制の整備を進めてまいりました。投資においてESG要因を適切に評価することは、中長期的な運用パフォーマンスにプラスの影響を与えるだけではなく、資本市場の健全な発展と持続可能な社会の実現に貢献するものと考えています。

上智学院は、教育研究機関を運営する学校法人として、また責任あるアセット・オーナーとして、引き続き、社会的責任を果たすためのESG投資を推進してまいります。

 

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