4月11日(水)、教育再生実行会議有識者の方々が本学を訪問されました。
来校されたのは、座長の鎌田薫氏(早稲田大学総長)、尾崎正直氏(高知県知事)、川合眞紀氏(自然科学研究機構 分子科学研究所長)、三幣貞夫氏(南房総市教育長)、山口香氏(筑波大学体育系教授、東京都教育委員会委員、元女子柔道日本代表)の5名の各委員です。また、文部科学省視学委員の貝ノ瀬滋氏がオブザーバーとして出席されました。教育再生実行会議では、これまで、大学のガバナンス改革や経営基盤強化、グローバル化に対応した教育環境づくりなどに関して提言を行ってきました。今回、提言を受けた現場での取組をフォロ-アップする目的で、本学を視察されました。
本学からは、佐久間勤 理事長、引間雅史 経営企画担当理事、曄道佳明 学長、杉村美紀 グローバル化推進担当副学長が出席しました。佐久間理事長からは、上智学院が進める中長期計画「グランド・レイアウト2.0」や新しい学長選任方法等について、また、曄道学長からは、本学のグローバル化対応に関して、その方向性や具体例について、それぞれ説明を行いました。有識者の方々からは、佐久間理事長や曄道学長の説明に対し、自立したグローバル人材を育てるための方策、グローバル化の中で本学が海外留学生のハブとなるための方策、教職員の参画意識を高めるための工夫についてなど、多くの質問がなされるとともに、活発な意見交換が行われました。
その後、6号館(ソフィアタワー)と2号館を見学しました。見学中、6-101教室で行われていた「留学ガイダンス」を視察し、多数の学生がガイダンスに参加している様子を見て、本学学生の海外留学に対する意識の高さを実感されていました。また、2号館1階エントランスホールに掲げられている海外短期研修や実践型プログラムの案内パネルをご覧になり、本学の「未来のグローバル人材」を育てるための実施プログラムの数やその多様さを改めて認識いただきました。