本学の「カトリック精神」を表現

小阪玄次郎准教授（経済学部経営学科）のゼミに所属する4年生、美能友恵(みのう ともえ)さんが、大学に隣接するカトリック麹町聖イグナチオ教会の天井デザインをモチーフとしたオリジナルバッグハンガーを考案しました。株式会社ソフィアキャンパスサポートがそれを商品化し、8月上旬より販売を開始します。

昨年3月より、製品開発論を専門とする小阪ゼミに所属する学生11名が、同社に対し「新規ソフィアグッズ開発」というテーマでプレゼンテーションを実施。12月に最終候補7案の中から、美能さんの企画案が選出されました。

美能さんは発案に際し、「大学1年の入学直後、友達がなかなかできずモヤモヤしていました。授業の一環で聖イグナチオ教会を訪れて天井を見上げた時に、いろいろなことがパーッと吹っ切れたのですが、その感情を商品に体現したかったことがきっかけです」と語りました。

一方で、美能さんは授業の際、荷物を床に置くことに抵抗を感じていました。学内で調査を実施したところ、同様の思いの人たちが半数いることが確認できました。それら2つの要素が合わさり、今回のオリジナルバッグハンガーが生まれました。

小阪准教授は、「ゼミ生は各々のアイディアに助言し合い、学内調査も共同で行っていました。そのチームワークが見事な商品を生み出すことにつながったと思っています」と述べました。バッグハンガーは、8月2日から4日に開催される本学オープンキャンパス会場で売られるほか、9号館地下、四ッ谷駅周辺のキリスト教関連店舗で販売が検討されています。価格は1個1,200円（税込）です。

商品に関する問合せ先：株式会社ソフィアキャンパスサポート（電話03-3238-4259）