11月15日午後から、6号館1階展示スペース(麹町大通り(新宿通り)側)において、ローマ教皇来日記念 ジョー・オダネル写真展「戦争がもたらすもの」が開催されています。
故ジョー・オダネル氏(1922年~2007年)は、米国の従軍カメラマンとして、1945年に原爆投下直後の長崎の風景を撮影しました。その中の一枚が、弟の亡骸をおんぶし焼き場の順番を待つ少年でした。そして、その写真が、2017年末に、教皇フランシスコから、「これが戦争のもたらすもの」というメッセージと共に全世界の教会に配られました。
今回、教皇フランシスコの訪日に際して、故オダネル氏のご遺族の協力を得て、オダネル氏自ら現像し、額装したオリジナルの写真を展示します。
会 期: 11月15日(金)午後 ~ 11月29日(金)
場 所: 上智大学四谷キャンパス6号館1階展示スペース(麹町大通り(新宿通り)側)
時 間: 平日 9:00 ~ 17:00(予約不要・入場無料)
問合せ: info@earth-identity-project.com
主催: 上智大学、NPO法人アース・アイデンティティー・プロジェクツ
後援: TBSテレビ
協力: TBSスパークル、Kimiko O’Donnell、大原哲夫編集室、山崎 真
資料参照: 『トランクの中の日本』(1995年、小学館)
なお、開催に当たり、11月15日(金)15時より、写真展のオープニング・セレモニーが行われ、当日学内で講演されたムハマド・ユヌス博士(2006年ノーベル平和賞受賞者)や駐日教皇大使のジョセフ・チェノットゥ大司教らがテープカットを行いました。