大学院進学を志すきっかけに。ブラジル文化の奥深さに引き込まれた留学経験

■名前:加藤久蔵
■学部学科・学年(留学当時):外国語学部ポルトガル語学科3年
■留学時期:2023年2月〜2024年1月
■留学先(国・大学):ブラジル連邦共和国/リオグランデドスル・カトリック大学(Pontifícia Universidade Católica do Rio Grande do Sul)
■留学形態:交換留学

上智大学では毎年多くの学生が日本を飛び出して世界各国に留学しています。言語、文化、生活習慣の違いを乗り越えた先に見えたものとは。留学した学生たちの声を集めました。

留学に行こうと考えたきっかけは何ですか。

高校時代にブラジルへの交換留学を経験したこと、そして大学ではブラジル音楽のサークルに所属していたことから、ブラジル文化に強く惹かれ、留学を決意しました。

留学先(国・大学)はどのように選びましたか。

留学先の国は、自分の中でブラジル以外の選択肢はありませんでした。大学に関して、私立大学であるリオグランデドスル・カトリック大学は設備が非常に整っており、周辺の街の治安や環境も自分が最も暮らしやすそうだと感じて選びました。

留学前に不安に感じていたことはありますか。また、留学のために準備したことはありますか。

講義で使われるポルトガル語が理解できるのか、授業の進度についていけるのかが心配でしたが、それよりも寮周辺の治安が最大の不安材料でした。

事前準備に関しては、ビザや書類などの必要な資料手配に加えて、自分の体質に合った薬品や日用品を用意しました。

大学や学生の雰囲気はどのようなものでしたか。

キャンパスは全体的に整っており、広々として緑も多いので非常に学びやすい環境でした。学生も全体的にフレンドリーかつオープンで、困り事があれば向こうから助けてくれることもありました。

どのように交友関係を広げていきましたか。

ポルトアレグレのスタジアムBeira-Rioで応援するSCインテルナシオナルの試合を観戦したときの一枚

大学内においては暮らしていた寮や大学主催の国際交流イベント、あとは講義が中心です。また、勉学と並行して筋トレにも力を入れていたので、大学のジムを積極的に使っていて、そこでの交流もありました。

学外では、日本でもやっていたサンバの練習や高校時代のホストファミリーを通じて広げました。

授業の様子、学習内容、試験などは日本と比較して違いがありましたか。

留学先の大学が提携している高校でのイベントに招かれ、講演した際の一枚(右から二番目が私)

かなり違いました。個人的に最も大きいと感じた違いは、授業への積極的な参加が前提となっている点です。また、講義でわからないことがあったらすぐに質問しなければ、ついていけないほどに授業の進度が早いです。

留学先ならではの魅力や、新たに気づいた点は何ですか。

リオ・デ。ジャネイロの巨岩Pão de Açucarを背にした一枚

雄大な自然と多様で豊かな文化、そこで暮らす人々、自分にとって全てが最高に魅力的でした。また出会った人々の生き方や考え方が非常にユニークで、良くも悪くも自分のペースを崩さないなと感じました。

最も印象に残っている出来事や、衝撃を受けたことは何ですか。

留学中に起きたこと全てが印象的でした。あえて一つを選ぶなら、課題のレポートを作成中に突然自分の住んでいた地域が停電となり、留学先の友達とはしゃいだときです。

留学中のトラブル、大変だったことは何ですか?また、どのように乗り越えましたか。

とある講義で本来はレポートを提出する必要があったところ、誤ってプレゼンテーションを作ってしまったときです。そのときはプレゼンをした後、同様の内容をレポートにまとめて提出することを教授からご提案いただき、徹夜で書き上げました。

留学の前後で比較して、成長できたと実感する点や意識が変わった点はありますか。

旅行で行ったサルヴァドールのボン・フィン教会の前での一枚

ブラジルやラテンアメリカ、そしてその文化に関して、知識としてのみ持っていたものが自分なりの理解に変わった点です。また、ブラジル留学をきっかけに「他人にどう見られるか」より、「自分がどう感じるか」を意識するようになったと思います。

また、この経験を機に、もっとブラジルを知りたいと思い、大学院進学を志すモチベーションになりました。

留学に行こうか迷っている人に一言

迷っているなら行くべきだと思います。語学だけでなく、本やインターネットでは得られない経験や視点を得ることができます。

上智大学 Sophia University