安達 有沙さん 総合人間科学部 社会福祉学科 4年 (三菱商事株式会社 内定)
留学、課外活動、サークル、ボランティア、インターンシップ。夢をかなえるため、そして自分を成長させるため。大学でさまざまなことに挑戦した学生たちが語る入学から現在までの変化と成長を紐解きます。
小さい頃からゴルフを続けてきた中で、個人スポーツゆえの孤独を感じることも多く、学校は私にとって大切な居場所のひとつでした。同時に、学校にも居場所を持てない子どもたちもいるのではないかと思いを巡らせるようにもなりました。そんな経験から、中学・高校では学校の奉仕活動団体に所属し、児童養護施設訪問などを行っていました。高校時代は総合学習のNPO活動プログラムの中で友人と学生団体を立ち上げ、保育園でのボランティアや難病の子どもたちのために病院への寄付活動も。様々な取り組みを通じて社会福祉について深く学びたくなり、 当事者目線で福祉を考える授業やゼミがある総合人間科学部へ進学しました。
成長を支えてくれたのは、ゴルフ部での経験です。ゴルフは7歳から続けてきましたが、高校1年の時に様々なプレッシャーからイップス※を発症し、プロを目指す道を断念しました。それでもゴルフへの思いは消えず、上智のゴルフ部への入部を決めました。今までとは違い、団体戦ができるうえに、部員の9割が初心者だと聞き、新しい気持ちでゴルフが楽しめると思ったからです。1年次からレギュラーとして大会に出場し、2年次には35年ぶりのBブロックへの昇格に貢献できました。3年次からは主将を任され、約30人の部員を引っ張る立場になったことが大きな転機となりましたね。子どもの頃から“教わる側”だったので、今度は自分の知識やスキルを部員に還元しようと意気込んでいました。しかし、最初はチームをまとめようとしても、なかなか思い通りにいかなくて。「目線を合わせて進まないと良いチームは作れないよ」と、先輩から助言をいただいたのはそんな時です。仲間とともに努力し、助け合いながら戦うことの大切さを学べた4年間でしたね。
(※)主にスポーツの動作に支障をきたし、突如自分の思い通りのプレー(動作)ができなくなる症状のこと。
社会福祉学科の特徴のひとつは、複数のゼミを経験できる点です。私の場合、最初に所属したゼミの教授から「いろいろな視点を学びなさい」と勧められたことをきっかけに、複数のゼミに参加しました。特に、子どもの居場所支援に関するテーマを扱う中で、様々な考え方に触れられたことは貴重な経験でした。また、コミュニティー支援についても、学生や先生方、それぞれの価値観に触れ、意見を交わす中で学びが深まったと感じています。複数の視点を取り入れることの大切さを実感し、その気づきが私の視野を大きく広げてくれました。
自分がどんな環境で働きたいのか、どんな価値観を大切にしたいのかを明確にすることを意識しました。これまでの経験を振り返りつつ、インターンシップなどを通じて企業ごとに異なる理念や社風に触れることで、働くことの意味を見つめ直す機会になったと感じています。私の根底にあるのは、日本を飛び出して世界大会に出場した小学4年生の時の経験です。将来も日本のみならず、世界を知り、大きく成長したいという思いを抱き続けてきました。総合商社を志望したのは、多様な資源や技術を組み合わせることで、生活者に寄り添い、より良い社会を実現するためのプロジェクトに携わることができるからです。様々なバックグラウンドの人たちが、ひとつの目標に向かって協働することは、ゴルフ部での4年間とも深くつながっていると感じています。
“三綱領”という企業理念に共感したからです。利益を追求しつつも、“世のため、人のため”に貢献する姿勢を社員の皆さんが大切にしている点に感銘を受けました。私自身、ゴルフ部での取り組みや学業を通じて、人の役に立つことや社会貢献にやりがいを感じてきたため、ここで働きたい! と心を動かされたのです。ゴルフで培ったプレーヤーとしての視点も活かしたいので、バックオフィスではなく、現場での仕事に挑戦したいとアピールしました。
就職活動は、自分自身と向き合う貴重な機会だと思うので、そのプロセスを楽しんでほしいですね。その中で、周囲の意見やアドバイスを受けることも多いと思います。しかし、大切なのは“自分がどんな人間で、どんな強みを持ち、どんな未来を描きたいのか”という軸をしっかり持つこと。焦らずじっくり考えれば、自分に合った企業と出会えるはずです。自分自身ととことん向き合い、納得のいく選択をしてください。
※この記事の内容は、2024年12月時点のものです。
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