哲学科は大学創立時に創設された、上智大学で最も歴史と伝統のある学科の一つです。哲学を学ぶ学生たちそれぞれの人生が開かれるうえでの「道」の自覚を大切にするという理念にもとづき、さまざまな個性や信条を持った人びとが、「自らの力で考え、表現し、他者と共に考える」能力を養うことで全人間的に成長し、自己実現を目指します。
その努力を支え、精神的な成長をうながせるよう、少人数制を基本とする体系的教育を徹底。出版・ジャーナリズム・芸術・政治・宗教などの分野で活躍する人、研究者、教員、公務員など、多くの指導的人物を輩出しています。
「人は哲学を学ぶことはできない… < 哲学すること> を学びうるのみである」というのはカントの名言です。哲学は単なる知識ではなく、私たちの経験全てに行きわたる思考経験です。その「学び」に役立つのは、よいテキストを読み込み、仲間と議論し、書いて表現することです。1~2年の「哲学演習」では、語学力を高めつつ、「聞き、話し、読み、書く」練習を繰り返します。また「古代」「中世」「近世」の哲学史科目では、選り抜かれた思想やテキストに出会えます。2年次からは個人の関心にもとづいた系列を選びつつ、さらに「形而上学」「倫理学」「美学」などの体系科目では個々の思想を結び付けて専門性を深めていきます。そして、最終学年では「卒業論文」で自分の思考体験を形にします。
※科目の詳細については、シラバスをご覧ください
哲学的思考を呼び起こす11のテーマ( 哲学と学問性、倫理、ことば、人格的同一性、時間、芸術、歴史、宗教などに関わる)に向き合いながら、物事を深く考えるための問いのありかを探究します。
哲学を学ぶうえで必要となる考え方、テキストの読解と分析方法、レポートや論文の書き方、口頭発表や共同研究の進め方、文献の検索方法などを少人数のゼミナール形式で習得します。
3つの系列ごとに行うゼミナール形式の授業。課題文献の講読を通して哲学演習Ⅰで培った力を発展させ、さらにプレゼンテーションやディスカッションを経験し、専門的研究力を高めていきます。
プラトン、アリストテレスを中心に、古典ギリシア哲学の成立から展開の歴史を紐解きます。哲学が何を問う学問なのか、という基本を理解し、イデア論、質料形相論などの基本概念を身につけます。
社会的・教育的・宗教的状況を踏まえながら、2〜16世紀における古代教父および中世哲学の流れをたどります。哲学思想の発展や主な思想家の思想的モチーフについて知識を深めます。
13~19世紀までの西洋哲学思想の約600年の流れについて、多くの思想家を取り上げながら概観します。そして客観的知識を習得し、文化思想に対する独自の考えを培っていきます。
※哲学科基幹科目
学芸員課程が履修できます。
研究テーマは、真理、幸福、美、死、神、歴史、自己同一性、感情、自由意志、他者といった伝統的なものから、人権、動物の権利、格差、風景、孤独、AI といった現代的、具体的なものまで多岐に渡ります。またそのスタイルも、一つひとつの社会現象や倫理問題を批判的に論じるものから、一人の哲学者のテキストを厳密に読み直す、あるいは比較研究など、学生の関心によってさまざまです。
建学の精神である上智の探求(Philosophia)に基づき、古今の哲学思想や哲学的問題をその本質から学ぶことによって、優れた思考力・理解力・表現力を養うこと
哲学・倫理・美学・宗教等の研究者及び教育者を育成するとともに、他者のために、他者とともに生きる自立的な人格を育成すること
本学科では、建学の精神である上智の探究(Philosophia)の理念に基づき、哲学・思想を根本から研究することによって、人間と世界に関する広く深い理解をもって現代社会に貢献できる人材の養成を目的として、学生が卒業時に身につけているべき能力や知識を次のように定めています。卒業要件を満たせば、これらを身につけたものと認め、学位を授与します。
本学科では、ディプロマ・ポリシーに沿って、次のようにカリキュラムを編成しています。
本学科では、次のような学生を受け入れます。
荻野 弘之 教授
川口 茂雄 教授
鈴木 伸国 教授
佐藤 直子 教授
長町 裕司 教授
杉尾 一 准教授
青田 麻未 助教
梅田 孝太 助教
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