世界マラリアデー2018 ZEROマラリア2030キャンペーンイベント

2018年4月25日 世界マラリアデー・キャンペーン・イベント!

2分にひとり、マラリアで命を落とす。

三大感染症のひとつマラリアにかかる人は年間1億人以上。
毎年42万人近くが命を落とす病気は、持続可能な開発目標(SDGs)達成の阻害要因のひとつでもあります。4月25日は、WHO世界保健機関が「世界マラリアデー」に定めており、世界各国でマラリア予防に向けた活動が行われています。

マラリア予防は、SDGsのゴール3「すべての人に健康と福祉を」の達成に向けた重要な取組みであることから、本学は以下のイベントを通じてその理解と協力を深めてまいります。

○4月23日(月) 世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)事務局長ピーター・サンズ氏講演会
日時: 4月23日(月)18:30-19:30
会場: 2号館1702国際会議場
主催: グローバルファンド、上智大学

先ごろ事務局長に就任したピーター・サンズ氏がジュネーブより来日し、本学で講演を行います。
世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)は、2000年のG8九州沖縄サミットにおいて、国際社会の脅威となる感染症が主要議題として取り上げられたことをきっかけとして2002年にスイス・ジュネーブに設立された官民連携基金です。
グローバルファンドは100以上の途上国・地域が自ら行う三大感染症—エイズ・結核・マラリアー対策のため、年間30~40億ドルの資金を供与しています。今回のキャリアセミナーは、今年3月に就任したピーター・サンズ事務局長を迎えて、ご自身の金融・コンサルティング分野での経験を踏まえて、グローバルファンドのビジョン、求める人材像について講演を行います。

共催 世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)、外務省、上智大学国際協力人材育成センター
協力 (公財)日本国際交流センター/グローバルファンド日本委員会(FGFJ)

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○4月25日(水)ZEROマラリア2030キャンペーン2018 狂言「蚊相撲」と日本のマラリア
日時:2018年4月25日(水)17:30~19:00(開場:17:00)
主催:ZEROマラリア2030キャンペーン(事務局:認定NPO法人Malaria No More Japan)
共催:上智大学
後援:朝日新聞社/株式会社電通/UNICEF駐日事務所/UNDP駐日事務所
/ワイズメンズクラブ国際協会東日本区(申請中)
会場:上智大学 四谷キャンパス2号館17階 国際会議場

そのマラリアがかつて日本に存在していたこと、ご存知でしたか?
古くは「瘧(おこり)」と言われ、世界最古の長編恋愛小説「源氏物語」に登場し、
平清盛の死因ともいわれています。
「2030年までにアジアでのマラリアによる死者ゼロ」を目指して2017年に始まった
日本発の「ZEROマラリア2030キャンペーン」では、4月25日の「世界マラリアデー」に世界最古の蚊を題材にしたエンターテインメント「狂言」を通じて、日本の蚊が運ぶ病気の歴史、そして制圧した歴史を持つ日本が、世界での「ゼロマラリア」達成のために何ができるか考えるきっかけを作ります。

出演者・登壇者:(アイウエオ順、敬称略)*がついている方は確認中
大藏基誠(能楽師狂言方)
狩野繁之(国立研究開発法人国立国際医療研究センター研究所 熱帯医学・マラリア
研究部長)
柏倉美保子(ビル&メリンダ ゲイツ財団 日本代表)
近藤哲生(国連開発計画(UNDP)駐日代表)
武井弥生(上智大学総合人間科学部看護学科准教授)
石田一郎 (朝日新聞社マーケティング本部長)

◆プログラム
基調講演 マラリアの概要紹介と日本におけるマラリアの歴史 狩野繁之
(国立研究開発法人国立国際医療研究センター研究所 熱帯医学・マラリア
研究部長)
狂言 大藏基誠「蚊相撲」
トークセッション「ゼロマラリア達成のための日本社会の役割」
スピーカー:
柏倉美保子(ビル&メリンダ ゲイツ財団 日本代表)(予定)
近藤哲生(国連開発計画(UNDP)駐日代表)
武井弥生(上智大学総合人間科学部看護学科准教授)
モデレーター:石田一郎(朝日新聞社マーケティング本部長)
フロアーからの質疑応答
ゼロマラリア賞2018表彰

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上智大学 Sophia University