34年ぶりの両大学総合優勝で閉幕
第64回上智大学・南山大学総合対抗運動競技大会(上南戦)が、上智大学を主会場として7月7日から9日にかけて開催されました。上南戦は、1960年の第1回大会以来、毎年開催されている伝統のスポーツ対抗戦。両大学で1年ごとに会場を入れ替えて実施しています。コロナ禍の影響で、第61回大会、第62回大会が中止となったこともあり、本学を主会場とした開催は4年ぶりとなりました。
大会初日は開会式が行われ、校歌斉唱や応援団によるエール交換などでオープニングを盛り上げました。この日は、ハンドボールの試合を実施。前哨戦を合わせた成績は3勝無敗で本学が好調な出だしを切りました。




2日目は9勝12敗と南山大学が追い上げ、最終日は4勝4敗と両者互いに譲らず、総合成績16勝16敗で34年ぶりに上智・南山の両大学の総合優勝という結果で幕を閉じました。各試合の結果は上南戦ウェブサイトに掲載されています。
また、同日程で「戦わない上南戦」として、「Johnan Meets EXPO 2023」と題したイベントが昨年に続き開催されました。このイベントは、両大学の文化系の課外活動団体が交流を図る目的で行われ、クイズ大会やワークショップ企画、そして両大学の類似団体同士による交流企画が開催され、3日間で延べ265人の学生が参加し、互いに親睦を深めました。
さらに、9号館アクティブ・コモンズにおいて文化系団体がダンスパフォーマンスを行う「ミュージックフェス」が開催され、課外活動団体が一丸となって上南戦を盛り上げました。
大会後には、上南戦での活躍を称え、学長賞と特別賞が発表されました。受賞団体・受賞理由は次のとおり。
上南戦学長賞
- ハンドボール部
オープニングゲームでの圧勝により上智大学に勢いをつけ、大会を大いに盛り上げた。
- 男子バレーボール部
フルセットまでもつれる接戦のなか、負傷者が出る逆境にも負けず粘り強く勝利した。
- 弓道部
大会の最終盤における男子の勝利によって上智大学・南山大学両大学総合優勝に導いた。
上南戦特別賞
- 応援団
猛暑に負けず精力的に各部を応援し、各セレモニーにおいても大会を盛り上げた。