2026年1月8日、内閣府科学技術・イノベーション推進事務局の井上諭一統括官を含む5名が上智大学を訪問し、視察と意見交換を行いました。冒頭ではサリ・アガスティン理事長が歓迎挨拶を行い、続いて杉村美紀学長が学融合研究や教育プログラム、大学改革の取り組みを紹介しました。井上統括官からは、急速な変化の時代における他機関との連携の重要性が示され、本学の国際ネットワークの強みについて高い評価をいただきました。
視察では、理工学部のマテリアル拠点を訪れ、竹岡裕子教授から次世代エネルギーにつながる最先端研究を紹介しました。また、澁谷智治理工学部長から理工学部の研究・教育の取り組みや、2027年度4月設置構想中の「デジタルグリーンテクノロジー学科(DG Tech)」の概要について説明しました。
さらに、本学で展開する応用データサイエンス学位プログラムも紹介し、深澤佑介准教授からクマとの遭遇リスクをAIで予測するモデルの開発など社会課題の解決に資する教育・研究について紹介し、関心を示していただきました。
加えて、研究時間確保に向けた研究費執行の電子化を担うファカルティ・サポートデスクの取り組みや、1949年に英語によるリベラルアーツ教育のパイオニアとして設立された国際教養学部(設立当時は国際部)の授業も視察いただきました。
今回の視察は、上智大学の特色ある教育・研究および大学運営への理解を深めていただく貴重な機会となりました。本学にとっても、国の科学技術・イノベーション政策の方向性を伺うことで、研究力強化や教育改革をさらに推進するための重要な示唆を得る場ともなりました。今後も産官学の連携を一層強化し、社会課題の解決に資する人材育成と研究活動の推進に努めてまいります。