2023年度学長賞授与式を2024年3月21日（木）に本学13号館7階特別会議室で開催しました。

上智大学学長賞は、本学の学生又は学生団体の中で、スポーツ、文化・芸術、環境、地域・社会貢献、国際交流、ダイバーシティ・共生等の各分野において、他の模範となる優秀な成績を収めた者、また本学の名誉高揚に著しく貢献した者を顕彰するものです。今年度は、6件の応募の中から、厳正な審査を行った結果、学長賞に1名と1団体が選出されました。

山元 海誠さん（心理学科3年生）は、体育会フライングディスク部での活動を通じてその実績が評価され、2023年11月にアメリカのカリフォルニアで開催された「世界ビーチアルティメット選手権大会」オープン部門の日本代表メンバーにチーム最年少で選出されました。日本代表チームは9位だったものの、SOTG賞（スピリット・オブ・ザ・ゲーム＝各選手のフェアプレイに対する責任感について、全対戦相手からの評価スコアにより最優秀チームを表彰するもの）を獲得しました。上智大学体育会学生としての活躍を国内外に示したことで、本学の名誉高揚に貢献しました。

経済学部釜賀ゼミ（代表：城川 和真さん）は、30大学30分科会124チームが参加する⽇本政策学⽣会議において、釜賀ゼミの２グループ（計12名）の論文が、それぞれ優秀賞を受賞しました。論文名は「公平な⼦供の受診機会に向けた医療アクセシビリティの格差是正」と「住⺠の体感治安に影響を与える要因に基づいた防犯政策の⽴案」です。本学が注力するデータサイエンス技術を活かした質の高い政策提言により、優秀賞を受賞したことで、本学の名誉高揚に貢献しました。

賞状と目録の授与後、学長から「上智大学は様々な形の成長の機会があり、みなさんはそれぞれスポーツとゼミの活動の中で大きな成果を挙げた学生です。そのことを誇りに思います。同時に、自分の後輩たちに、あるいは卒業後現役の上智生たちにみなさんの経験を伝えていただきたい。」と激励のお言葉をいただき、暖かい雰囲気のなか閉式しました。