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2024年1月22日、米州開発銀行(IDB)のイラン・ゴールドファイン総裁が来校し、曄道佳明学長、引間雅文 上智学院理事と面会しました。同銀行は中南米・カリブ地域の経済・社会発展に貢献することを目的に1959年に設立された国際開発金融機関で、日本は米州以外からの初めての加盟国の1つとして1976年に加盟しています。本学は2016年に協力に関する覚書を締結し、シンポジウムやセミナーの開催、IDBアジア事務所でのインターンシップ実施等で協力を深めてきました。今回の面会では、今までの連携状況の確認と、2024年度に予定しているワシントン本部でのインターンシップ実習等、今後の一層の関係強化について確認しました。
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また、ゴールドファイン総裁は「IDBと日本:地理的距離を超えた親密なパートナーシップ(The IDB and Japan: a geographically distant but close partnership)」のテーマで講演し、国際協力、国際開発金融機関等の国際機関に興味関心がある学生や教職員等、150名を超える参加者が聴講しました。
質疑応答セッションでは、弁護士としてIDBで働く事は可能か、他のMDBsとIDBの相違点は何かなど、学生から様々な質問が投げかけられましたが、大学で教鞭を取った経験を持つ総裁は、当時を思い起こしながら一つ一つ丁寧に回答し、白熱した時間になりました。
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その後のランチセッションでは、アジア事務所でインターンシップを経験した学生や、国際機関への就職を考えている学生計7名が総裁を囲み、軽食をとりながら和やかな雰囲気の中で対話が進みました。アマゾン地域に対するIDBの取り組みから、文系理系の枠組みを超えた知識がイノベーションに必要であること、IDB本部が置かれている米国ワシントンD.C.の様子や、現地に日本が贈呈した桜の話まで話題は多岐にわたり、どの学生も大いに刺激を受けたようでした。
今回の来訪と交流を通じて、米州開発銀行(IDB)やその取り組みに関心を持つ学生が増え、将来のキャリアとして国際機関で働くことを考える学生が増えることが期待されます。
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