9月20日に2023年度9月期学位授与式が、父母、保証人参列のもと行われました。来場できない卒業生、新入生、父母、保証人にはYouTubeから式の模様が同時配信されました。
外国語を話す学生が多く国際色豊かな式は、英語研究会(SESS)の学生が司会を務め、すべて英語で執り行われました。式はアントニウス・フィルマンシャー神父(カトリック・イエズス会センター)の祝福で始まり、ルカによる福音書8章16節から18節が朗読されました。
曄道佳明学長は式辞で「技術革新、国際関係の複雑化、新たな価値の出現など社会変革の重要な岐路にある今、社会や自らの人生でどのような選択をするか、が重要な意味を持ちます。どのような状況にあろうとも、皆さんの耳と目と心を、立場の弱い人にも向けてください。高度な学術的専門性、世界に通じる広い教養、他者との合意形成を得るコミュニケーション力、そして本学の教育精神である『他者のために、他者とともに』に基づく深い人間性を生かし、これからも責任ある選択を追及してください」と述べ、卒業生を激励しました。
学位取得者は博士後期課程(博士)11人(特例による課程博士2人を含む)、博士前期課程(修士)102人、学部(学士)が153人。出席した博士全員と、博士前期課程各研究科および各学部の代表学生に曄道学長から学位記が授与されました。サリ・アガスティン理事長、上智大学ソフィア会会長の鳥居正男氏の祝辞に続き、卒業生を代表してノグチ結さん(グローバルスタディーズ研究科)が登壇して謝辞を述べました。
最後は管弦楽部演奏のもと、混成合唱団アマデウスコール、グリークラブとともに校歌を斉唱し閉式しました。
曄道学長の式辞全文はこちら