コロナ禍で奮闘するNGOや危機に直面するルワンダ「希望の義足」プロジェクトに焦点を当てるほか、
現地とライブでつなぐ学生企画を予定
上智大学では、「上智大学アフリカ・ウイークス2021」を5月11日(火)~25日(火)にオンラインで開催します。高校生から一般の方まで、広くアフリカについて理解を深め、アフリカを身近に感じてもらう機会となります。特に高校生と大学生を対象にした学生による企画では、オンラインの良さを生かし、アフリカ諸国の学生たちと直接つながるインタラクティブなセッションを予定しています。期間中の企画は下記の通りです。
1) シンポジウム「コロナ禍で、NGOが挑む平和構築 ~アフリカ、南スーダン、難民支援」
コロナ禍で、アフリカにおいて平和構築活動に精力的に携わっているNGOが、現在の活動状況や課題、今後の見通しについて報告。日本国際ボランティアセンターやピースウィンズ・ジャパンなど、日本を代表する国際NGOのスタッフが現地の今の状況を報告し、参加者とともにコロナ禍における平和構築活動の在り方などについて議論する。
開催日時 | 2021年5月18日(火) 19:05~21:30 ※ZOOMミーティングで開催 |
言 語 | 日本語 |
主な 登 壇 者 | 今井 高樹 氏(特定非営利活動法人 日本国際ボランティアセンター 代表理事) 加藤 真希 氏(一般社団法人 平和村ユナイテッド 理事、ガーナ勤務) 相島 未有沙 氏(特定非営利活動法人 ピースウィンズ・ジャパン 南スーダン難民支援担当) ●コメンテーター:サリ・アガスティン 上智大学総合グローバル学部総合グローバル学科教授 ●統括・司会: 東 大作 上智大学グローバル教育センター教授 |
申込方法 | 上智大学イベント申込サイトから事前に申込 (参加無料) |
2) 講演会「ルワンダで義足を作って24年~底から這い上がるための1年」
ルワンダで義足を提供する人道支援活動に取り組むルダシングワ真美さんによる講演。活動の振り返りと、コロナ禍により直面する現在の危機のほか、長らく取り組んでいる障害者スポーツに関する支援活動について語る。
開催日時 | 2021年5月24日(月) 19:00~20:30 ※ZOOMウェビナーで開催 |
言 語 | 日本語 |
登 壇 者 | ルダシングワ 真美 氏(ムリンディ/ジャパン・ワンラブ・プロジェクト代表) |
申込方法 | 上智大学イベント申込サイトから申込 (参加無料) |
3) 学生企画「アフリカと共に」
本学学生たちが、高校生と大学生を対象に、「つなぐ」をテーマに複数のイベントを企画。オンラインの特性を活かしてアフリカ諸国の大学生とライブトークを楽しむ企画や、アフリカの布をテーマにしたワークショップのほか、「私とアフリカ」をテーマにした写真展を実施する。いずれの企画も本学学生チームが運営や通訳を担当する。 ※写真展以外のトークイベントはZOOMミーティングで開催
5月11日(火) | アフリカン・チャット フリートーク |
5月16日(日) | アフリカン・ワークショップ |
5月22日(土) | アフリカン・テーマトーク |
5月11日(火)~25日(火) | 写真展 “Close up Africa” |
申込方法 | 上智大学イベント申込サイトから申込 (参加無料) |
4) 講演会「サナングイヤ、友愛の精神」
13世紀以来、西アフリカの様々な共同体で人間関係の基礎となってきた「サナングイヤ」の精神について考える。
開催日時 | 2021年5月14日(金) 17:20~19:00 ※ZOOMウェビナーで開催 |
言 語 | 日本語・フランス語(逐次通訳有) |
登 壇 者 | メケ・メイテ 教授 (フェリックス・ウフエ=ボワニィ大学) |
申込方法 | 上智大学イベント申込サイトから申込 (参加無料) |
参考:上智大学とアフリカ
若者が社会で中核的な役割を担う数十年後、急激な経済成長を遂げるアフリカは、グローバル社会でより一層存在感を増す地域のひとつとなると想定されます。こうした背景を踏まえ、本学はアフリカをグローバル化推進の戦略的展開地域と位置づけ、アフリカ・ウイークスのほか、アフリカ開発銀行や現地教育機関との連携協定の締結、総合グローバル学部を中心としたアフリカ研究の推進など、同地域との教育・研究交流を活発に展開しています。
お問合せ
【一般の方】アフリカ・ウイークス事務局 un-weeks-co[at]sophia.ac.jp
【報道の方】上智学院広報グループ sophiapr-co[at]sophia.ac.jp
※ご取材(聴講)希望の方は、こちらからお申込みください。