学生がセブン&アイHDと共同でレシピ開発

「賢者のレシピ- 叡智の朝ごはん編」が公開

賢者のレシピ
SDGsへの意識喚起も兼ねたレシピを開発

「賢者のレシピ- 叡智の朝ごはん編」が、上智大学SDGs&サステナビリティウェブサイトおよびセブンプレミアム公式HPにて2月1日より公開されました。本学のサステナビリティ推進本部が在学生約30人をプロジェクトメンバーとして募集し、ひとりでも多くの大学生に、健康的な朝食を食べてもらうこと、また、サステナビリティを「自分ごと」として考えてもらうことを目的としてセブン&アイ・ホールディングスと共同で朝食レシピの開発を行いました。

本企画は8月に発足。本学在学生を対象に「朝食に関する意識調査」を行った結果、1日を活動的・健康的に過ごすために欠かせない朝食を抜きがちになっているなどの問題が浮かび上がりました。さらに、SDGsの観点から、フードロスを削減する視点も企画に盛り込まれました。

参加学生とセブン&アイHD担当者の方と記念撮影

参加した学生は、6つのチームに分かれ、レシピの検討を進めました。同社の担当者とも議論を重ね、学生ならではの斬新な意見も多く飛び出しました。3か月の開発期間を経て、最終的に6つのレシピが公開に至りました。

レシピの開発に携わった三原黎香さん(国際教養学科4年)は、「フードロスという地球規模の課題は、身近な食卓から始まっていることを実感しました。朝食作りは、自分の健康と地球の健康、両方を考える時間になります。私たちのレシピがそのきっかけになれば嬉しく思います」と感想を述べました。

また、サステナビリティ推進本部の学生職員として本企画を主導したビヤンビラキララさん(総合グローバル学科4年)は、「プロジェクトメンバーの一貫した熱意には終始圧倒させられました。本プロジェクトを通して、参加メンバーだけでなく、上智を越え、朝食レシピに触れた多くの人々が、サステナビリティを『自分ごと』として考えて欲しいです」と本企画の意義を振り返りました。

上智大学 Sophia University